手軽に読書を楽しめる電子書籍の中でも、近年ますます注目を集めているのが「雑誌読み放題サービス」です。

個人で楽しむのはもちろん、法人向けのプランもあるので店舗への導入も可能。待ち時間など、お客様にゆっくりくつろいでもらうためのサービスとしても活用できます。

雑誌読み放題サービスってどんなサービス?

雑誌読み放題サービスとは、パソコンやスマホ、タブレット端末などで雑誌を読むことができる電子書籍サービスのことです。毎月定額料金を支払って好きなだけ雑誌を読むことができるサブスクリプションモデルで、個別に雑誌を購入する必要がありません。

2010年にサービスを開始した『ビューン』を皮切りに、『dマガジン』や『Kindle Unlimited』、『ブックパス』、『Tマガジン』など、現在ではさまざまな企業がサービスを提供中。近年では『FODプレミアム』や『U-NEXT』といった動画見放題サービス内で、雑誌読み放題サービスが一緒に展開されているケースもあります。

読み放題サービスのメリットとデメリット

読み放題サービス最大の魅力は、何と言っても価格です!

通常の個人向けサービスであれば月額料金は500円前後で、毎月個別に複数の雑誌を購入するよりもおトクです。出版社を問わず、最新号からバックナンバーまで幅広く用意されているので、インターネットにつながるスマホやタブレットさえあれば、いつでもどこでもさまざまな雑誌を読むことが可能。

また雑誌を買いに行く手間や読み終わった雑誌の処分、収納スペースを省けるというメリットもあります。

一方で、雑誌のラインナップはサービスによって異なります。肝心の読みたい雑誌が載っていない場合や最新号が配信されていないこともあるため、サービス選びには注意が必要です。

また出版社やタレントの契約上の問題などもあり、一部の内容がカットされていることも。また当然、付録などの雑誌購入特典もありません。

店舗での読み放題サービス活用方法

雑誌読み放題サービスの法人での活用事例としては、店舗や宿泊施設、交通機関などにおける顧客サービスをはじめ、従業員への福利厚生などがあります。

また閲覧記録などから、よく読まれている雑誌が確認できるため、お客様の好みの傾向を分析するのにも役立てることができます。

法人向け雑誌読み放題サービスの選び方

法人向けプランは各サービスによって契約のスタイルが異なります。それぞれの違いを比較して、お店にあったプランを選びましょう。

豊富なラインナップの『dマガジン for Biz』

dマガジン for Biz』はNTTドコモの法人向け読み放題サービスです。

月額料金は5,000円(税別)で、専用アプリをインストールしたスマホやタブレットを店舗のWi-Fiに接続できれば、同時に10台までサービスを利用することができます。同時接続台数を増やしたい場合は、5台ごとに月額2,500円(税別)の追加料金を支払うことで可能です。

モバイル端末はお店が用意したものでも、来店したお客様のものでもOK。もちろん、ドコモ以外の端末でも利用可能です。

お客様自身の端末から利用する場合、dマガジンアプリがインストール済みであれば、お店のWi-Fiに接続するだけで利用できます。複数のお客様が同時に同じ雑誌を読むことができるため、人気雑誌を複数購入する必要もなくなります。

※パソコンからの雑誌閲覧はできません。

気になる雑誌数ですが、人気雑誌の最新号を300誌以上、最大過去1年分のバックナンバーを含めると1,300冊以上と、豊富な量の雑誌を配信しています。

また検索機能も魅力的。雑誌を一冊ずつ読むだけではなく、気になるキーワードから、読みたい記事だけを探して読むことができるなど、便利な機能が備わっています。

注意点

個人向けサービスと法人向けサービスを比較してみると、法人向けの方が閲覧できる雑誌数がやや少ないようです。

また、個人向けサービスで提供されている機能が法人向けサービスでは一部利用できないものもあるようなので、申し込み前によく確認しておきましょう。

小規模店舗向き『楽天マガジン法人向けプラン』

楽天が提供する『楽天マガジン法人向けプラン』は、1IDあたり年額6,000円(税別)で利用することができます。

『dマガジン for Biz』とは異なり、お店側が用意した端末でのみ閲覧が可能。一契約ごとに発行されるIDに対して、利用できる端末は1台だけに限定されています。もし利用したい端末が4台ある場合は、4ID分の申し込みおよび料金が必要になります。

本サービスはお店側で雑誌を閲覧するための端末を用意する必要がありますが、少人数での同時使用が見込まれる小規模店であれば、費用を抑えることができます。31日間の無料トライアルもあるので、まずは試してみたいという人にもオススメです。

雑誌数は全11カテゴリーで190誌以上の最新号とバックナンバーを掲載しています。なお、雑誌の閲覧は専用アプリに限らずウェブブラウザでも可能です。

注意点

dマガジン同様、個人向けサービスの『楽天マガジン』に比べると、掲載雑誌数はやや少なめです。

また、個人向けサービスで提供している一部の機能が法人では非対応となっており、楽天スーパーポイントの適用も対象外となっています。

マンガも読める『ビューン読み放題スポット』

ビューンが提供する『ビューン読み放題スポット』では、100誌以上の雑誌に加え、15,000冊以上のマンガを読み放題で提供しています。

店内のインターネット回線に接続することで、お客様のスマホやタブレット端末もしくは店舗のパソコンから利用が可能。料金プランについては店舗業態によって異なるため、問い合わせる必要があります。

プランが選べる『タブホスポット』

OPTiM(オプティム)が提供する『タブホスポット』では、店舗保有の端末で年額6,000円(税別)から利用できる「端末限定利用プラン」と、お客様の端末から店舗Wi-Fiに接続して利用する年額30,000円(税別)からの「エリア限定利用プラン」の2種類のサービスを用意。

最新号を除く、250誌850冊以上がラインナップされています。金額は店舗の規模や用途に応じて異なるため、問い合わせが必要です。

導入で顧客満足度アップ!

このように各サービスで料金形態やコンテンツ内容は異なりますが、いずれもWi-Fi環境があれば、契約のための工事や初期費用は不要。

手軽に導入することができるので、お客様満足度の向上と経費や労力の軽減に役立ててみてはいかがでしょうか。

店舗のWi-Fiを導入するなら「法人向けビッグローブ光」