スマートフォンの普及によって、今や生活に欠かせないものとなったWi-Fi。

お店に来てくれたお客様がゆっくりとくつろげる、より居心地のいい空間を提供する一つの方法として、無料のWi-Fi環境を整備してみてはいかがでしょうか?

お客様にはもちろん、お店にとってもメリットがありますよ。

無料のWi-Fiを提供するメリットとは?

では、具体的にはどんなメリットがあり、どのような方法で設置すればいいのか、見ていきましょう。

お客様満足度と集客力の向上

今や各家庭にも当たり前になりつつあるWi-Fi(無線LAN)ですが、お店に設置することで注文の待ち時間のお客様のストレスを減らし、快適に過ごせる環境を作ることもできます。

仕事の休憩時間、ちょっとした空き時間や待ち合わせの時間など、外出中も通信費を気にせずインターネットを使いたい。そんなお客様がWi-Fiがあるお店を探して選ぶことも。

最近では『食べログ』や『ホットペッパー』などのお店探しサイトでも「Wi-Fiの有無」が検索される条件の一つになっています。

外国人観光客の増加

海外では無料で使えるWi-Fiが普及していることもあり、観光庁による平成28年の調査では、外国人旅行者が日本滞在中に困ったこととして、無料Wi-Fi環境への不満が、意思疎通の問題に次いで2位になってしまいました。

総務省による平成30年2月の資料にはWi-Fi環境の整備に積極的な自治体ほど観光客が増加したという報告もあり、そのニーズの高さがうかがえます。

無料Wi-Fi設置の手順と費用など

そもそもWi-Fiとは、LANケーブルを使わず無線でインターネット回線に接続する仕組み「無線LAN」の代表的な規格を指します。その導入方法はいたってシンプル。大まかな流れは次のとおりです。

  1. 光回線の契約
  2. 無線LANルーターの設置

まずWi-Fiの設置には、インターネット接続サービスと契約し、店舗に光回線を引く必要があります。

個人で契約している光回線を使うこともできますが、店舗用に法人用の光回線を契約するのもオススメですよ。ビッグローブ光の場合、個人事業主でも法人用の光回線の契約ができます。

法人用の光回線なら、事業者(法人・屋号)名で請求書が発行されるため、経費処理が楽になります。さまざまな企業がサービスを提供していますが、ビッグローブ光は、ファミリータイプ(戸建て・商業ビル・オフィスビル)の場合、月額4,780円(税別)~*から利用できます。

*上記金額は2020/01/22日時点のものです。特典の開催などにより異なる場合がございます。詳細な金額は下記ページからご確認ください

ビッグローブの法人向け光回線「ビッグローブ光」

開通するまでにどれくらい期間がかかる?

新規でインターネット回線の契約をする場合、開通工事が必要になります。

申し込みから開通までにかかる期間は、最短10日から1カ月ほど。ただし、住所や申し込み手続きの不備などによってはもっと時間がかかってしまうこともあるので、ゆとりを持って手続きを行うことをおススメします。

無線LANルーターの選び方

次に準備するのが、ネット回線にパソコンやスマホから無線接続できるようにするための通信機器です。

複数のデバイスが1つのネット回線を同時に利用するためのルーターと、その回線を無線で送受信するためのアクセスポイントが必要となります。現在はそれらの機能が一体化した「無線LANルーター(Wi-Fiルーター)」が広く使われています。

ここでは無線LANルーターを選ぶポイントをご紹介します。

店舗の規模に合った同時接続台数が可能な無線LANルーターを選ぶ

無線LANルーターは数多くの機種が販売されており、その値段やスペックもさまざまです。

ルーター選びの大きなポイントとなるのが「同時接続台数」の違いです。最大で何台の端末が、1つの回線に同時接続できるかの目安のことで、家庭用Wi-Fiルーターでもハイスペックなルーターの場合、18台程度の同時接続が可能な機種もあります。

小規模店舗であれば、実は家庭用のWi-Fiルーターでも十分な場合も。機種によって電波の届く範囲も異なりますので、お店の規模に合わせて余裕のあるものを選択しましょう。

もう少し大きい規模にも対応できるものが良い場合は、家庭用のものよりも価格が少し上がりますが、業務用の無線LANルーターを検討すると良いかもしれません。

また、大きめの店舗に設置する場合、アクセスポイント機器をルーターと切り分ける方法も有効です。アクセスポイントを個別に用意し、無線機能に特化させることで、同時接続台数がアップ。安定した高速通信をより広範囲に届けることができます。

ゲストポート機能でセキュリティ対策

ここで意識しておきたいのが、セキュリティ面の対策です。不特定多数のお客様による接続には、ウイルス感染やお店のデータへの不正アクセスといった危険性が伴います。

そのためお店で使用する機器とお客様の端末の両方でWi-Fiを使用する場合には、お客様用のWi-Fiネットワークを一時的に利用が可能な「ゲストネットワーク(ゲストポート)」として、お店側のネットワークと分離させることをおススメします。

ゲストネットワークの作成は、無線LANルーターの設定画面をウェブブラウザから開き、ローカルIPアドレスの範囲設定などを行う必要がありますが、最新のルーターであればかんたんに作成できるものもありますよ。
ゲストポート機能をルーター選びの条件にすると、のちのち楽になるかもしれませんね。

無線LANルーターの設置場所

続いて無線LANルーターの設置場所ですが、Wi-Fi電波は金属や水、コンクリートなどの遮蔽物、また電子レンジやBluetooth機器などの影響を受けやすいという特性があります。

コンクリートの壁の隅や水回りの近くなどは避けるようにしましょう。また、電波はルーターを中心に360°放射状に広がります。そのため効率よく電波の広がる高さ、床から1〜2mに設置するのがおすすめです。

ゲスト用SSIDと暗号化キーの公開

LANケーブルを接続し、無線LANルーターを起動させればWi-Fi環境の整備は完了です。あとは各端末からWi-Fiに接続するだけ。

ネットワーク回線名の「SSID」を選択し、パスワードである「暗号化キー」を入力すればWi-Fiに接続できます。

SSIDと暗号化キーは、無線LANルーターの本体や説明書などに書かれているので、必ず確認しておきましょう。また無線LANルーターの設定画面から任意のものに変更することも可能です。

設定画面からはゲスト用SSIDだけを公開し、お店側のSSIDは端末から見えないようにすることもできるので、設定しておくとより安心です。

ここで忘れてはいけないのは、お客様にもこのWi-Fi情報(ゲスト用ネットワークのIDとパスワード)を公開すること。店内にポップを置いたり、プリントアウトして貼っておくなどして、お客様がかんたんに接続できるようにしておきましょう。

大規模店には公衆無線LANサービスの利用もアリ

市販の無線LANルーターを利用する以外にも、公衆無線LANサービスを契約し、専用の機器を購入またはレンタルする方法もあります。

契約にはサービス内容に合わせた月額固定費のほか、設置を頼む場合には初期費用などがかかります。しかし最大同時接続台数が多く、安定した通信が期待できるため、大規模店や複数店舗での使用を考えている場合にはオススメの方法です。

またパスワードなしで手軽にWi-Fiに接続する方法やセキュリティ対策などのサポート、お店の広告を出してくれるといったメリットも。中には固定費無料のサービスなどもあるので、各社を比較してみるのもいいでしょう。

快適なWi-Fi提供を!

無料Wi-Fiの提供は、あくまでお客様へのサービスの1つですが、通信速度が遅くてイライラ……なんてことがあっては本末転倒。快適に利用できるよう、お店に合うものを導入しましょう!

ビッグローブの法人向け光回線「ビッグローブ光」