主に店舗の集客やお客様満足度の向上を目的として設置するフリーWi-Fi。しかし、これから導入の検討をしている店舗にとっては、導入費用、ランニングコストといった金銭的な面はもちろん、導入の手順の不安も少なくないでしょう。導入する際はどのような点に注意が必要なのか、今回は、店舗にフリーWi-Fiを導入する際に必要な手続きや手順、そして費用について、説明します。

フリーWi-Fiにはどういった種類があるのか?

街を歩いていると駅や飲食店、コンビニなどで「フリーWi-Fi」や「Wi-Fi SPOT」といった看板、シールを見かけることがあると思います。このフリーWi-Fiというのは、Wi-Fi対応のパソコン、スマートフォン、タブレット、携帯ゲーム機などがあれば無料でWi-Fiに接続してインターネットを利用できるサービスが提供されていることを示したものです。

ただし、ひと口にフリーWi-Fiといってもその種類はさまざまで、提供する事業者によって利用方法、設置店舗が支払う月額料金は異なります。代表的なものは次のとおりです。

 

ギガらくWi-Fi

ドコモおくダケWi-Fi

FREESPOT

U-SPOT

サービス提供事業者

NTT東日本

docomo

FREESPOT協議会

USEN

通信速度

最大1.3Gbps

受信時最大150Mbps

最大1.3Gbps

最大867Mbps

初期費用

自身でWi-Fiアクセスポイント装置を設置する場合は無料。
依頼した場合は1工事ごと基本工事費4,950円(税込)。アクセスポイント1台ごと設置・設定料2,750円(税込)

無料(屋内タイプのみ)

設置は原則ユーザー対応

FREESPOT専用アクセスポイント購入費23,800円(税抜)

 

設置工事+設定費用

20,000円

月額料金

5年契約のハイエンドプランバリュータイプで3,630円(税込)。2年契約のハイエンドプランで4,928円(税込)

インターネット回線料金は別途

標準プラン(最低利用期間24カ月)で6,380円(税込)。1カ月契約の短期プランで15,400円(税込)

インターネット回線料金を含む(ドコモ回線)

無料

インターネット回線料金は別途

3,480円

インターネット回線料金を一部含む(プロバイダ料金のみ)

 

同時接続端末台数

50

20~30台

64台

126台

※価格はすべて2019年12月現在。価格や消費税については変わる場合がありますので、導入時にご確認ください。月額料金にはインターネット接続料金が含まれるもの、含まれないものがあります。同時接続端末台数や速度は目安であり、利用人数や状況、設置場所の環境により異なる場合があります。

フリーWi-Fiを店舗に導入するための手順

次に実際にフリーWi-Fiを導入する際の一般的な流れについて説明します。

  • インターネット回線の契約を行う

     

  • フリーWi-Fiの中にはインターネット回線料金が含まれているものと、含まれていないものがあります。たとえば、NTT東日本の「ギガらくWi-Fi」を導入するのであれば、ビッグローブ光などのコラボ事業者の光回線か、フレッツ光+BIGLOBEなどの、回線+プロバイダの契約が必要です。一方で、ドコモ置くだけWi-Fiなどは、ドコモのLTE回線(ケータイ電話と同じもの)を使うため、別途インターネット回線を準備する必要がありません。
  • 初期費用や月額料金、解約金の有無を確認する

    契約時には初期費用や月額料金、解約金の有無を確認します。ネット上に記載されていても、実際とは異なっていたり、キャンペーン期間が終了してしまっていたりする可能性もあります。特に金銭に絡むことは後々トラブルになることも多いため、必ず確認するようにしましょう。また、特にこれからお店を開店する場合は、開店に間に合うよう、いつまでに開通するかの確認も忘れてはいけません。

  • 契約

    気になる点の確認をし、問題がなければ契約をします。

  • 送られてくるWi-Fiアクセスポイントを設置する(自分で設置、もしくは設置を依頼する)

    契約を終えると、設定ずみもしくは設定前のWi-Fiアクセスポイントが送られてきます。これを店舗に設置すれば、利用できるようになります(設置を依頼した場合は、担当者が訪問し、設置、設定を行います)。

フリーWi-Fiを店舗に導入する際の注意点

今回、代表的なフリーWi-Fiとして4つご紹介しましたが、実際にはほかにもいくつかの事業者がフリーWi-Fiのサービス提供を行っています。フリーWi-Fiのランニングコストは通信費のため固定費となるので、店舗としてはできる限り安いものを選択したくなるのではないでしょうか。しかし、コストだけで決めてしまうとあとになってトラブルが多発して、かえってコスト増になってしまう可能性もあります。そこで、自店舗に合ったフリーWi-Fiを選択するための注意点を紹介します。

  • 通信速度

    各サービスが公表している通信速度は理論値であり、必ずしもその速度が出るわけではないため、数値だけで判断しないことが重要です。可能であれば自店舗の規模や場所に近く、フリーWi-Fiを導入している店舗に行ってみて自分で試してみるようにして、実際の速度を体感するとよいでしょう。

  • 同時接続台数

    各サービスにより同時接続台数は異なるため、自店舗のピーク時のお客様数を想像して選びましょう。

  • 接続方法

    お客様の利便性を考えれば、できるだけ簡単に使える方が集客効果は高いかもしれません。しかし、何もせずに接続できるということはセキュリティ面でのリスクが高いとも言えます。接続方法についてはセキュリティも考えたうえで検討されることをおすすめします。

  • スポット数

    利用できるスポット数を増やせば、より多くのお客様が快適にWi-Fiを使えるようになります。お店のピーク時間帯の来客数を考えて、必要なスポット数を準備しましょう。

  • サポート体制

    万が一のことがあった際、すぐにサポートしてくれるかどうかも非常に重要なポイントです。サポート時間が限られている、いつ電話をしてもつながらないといった状況では、集客のチャンスを逃してしまう可能性も高まります。

フリーWi-Fi選択のポイントはお客様の使いやすさを考慮すること

冒頭でも触れたように、多くの店舗がフリーWi-Fiを導入する目的は、集客やお客様満足度の向上です。そのため、まずはお客様にとって使いやすいかどうかを優先して選択する必要があります。接続方法が複雑、会員登録が必要など、接続に手間がかかる場合、それが嫌われ、高い集客効果は見込めないかもしれません。

しかし、あまり接続を簡単にし過ぎると今度はセキュリティ面に不安が残ります。少なくともWi-Fi接続用のパスワードを設定する、ゲスト用のSSIDを設定するなど、対策をほどこすことをオススメします。しかしながら、どういった選択をしたとしても、100%安全にすることは難しいため、前項で挙げた注意点を自店舗の状況に照らし合わせ、そのなかで最善の選択をすることが必要です。

そして、最善の選択をするためのポイントとなるのが、お客様の目線で考え、品質の高いサービスを利用することです。品質を重視するとコスト増になってしまうと思われるかもしれません。しかし、例えば、インターネット回線とプロバイダ接続サービスをセットにしたサービスにする、万全なサポート体制のあるサービスにするといったことで、結果としてコストを抑えられることもあります。

そこでおすすめなのがビッグローブ光。NTT東日本・NTT西日本の光回線とBIGLOBEのプロバイダ接続サービスをひとつにまとめたサービスです。セキュリティにおいても接続用のパスワードを選定するなど、安心してお使いいただくための配慮をはじめ、充実したサポート体制で、店舗、お客様双方の満足度向上を実現します。フリーWi-Fi導入を検討されているのであれば、ぜひビッグローブ光を選択肢にされることをおすすめします。

※本記事内の情報は2020年2月13日現在のものです。

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