コロナウイルス感染拡大防止対策に伴う在宅勤務で、需要が急増しているのが「Web会議システム」。仕事での会議だけでなく、プライベートで「オンライン飲み会」をするためのツールとしても、広く利用されるようになっています。

最近ではZOOMが有名ですが、Googleも「Google Meet」というWeb会議システムを提供しています。とはいえ、最近まで「GSuite」というGoogleの有料サービス内でのみ提供されていたので知らない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、「Google Meet」の概要やメリット、使い方についてイチから紹介します。

「Google Meet」(ハングアウト)とは?

「Google Meet」とはGoogle が提供するオンラインビデオ会議サービスです。もともとは「Hangouts Meet」という名前でしたが「Google Meet」に改称されました。

「GSuite」という企業向け有料サービスで提供されていましたが、コロナウイルス感染症による影響を受けて、無料で利用している個人ユーザにも機能が開放。Googleアカウントさえあれば、誰でも最大100人までの同時通話が時間無制限(2020/9/30まで。無料版は10/1から60分の制限あり)で利用できるようになりました。

Googleから公開されている情報は以下のとおりです。

Google Meetで利用できる人数と時間

最大参加人数 最大100人まで
会議の時間 連続300時間まで
(2020年10月1日以降は60分まで)

「Google Meet」でできること

では「Google Meet」ではどんなことができるのでしょうか?Google Meetでは、以下のような機能を利用できます。

機能 説明
会議の開催 PC:ブラウザ、Gmail、Googleカレンダーから起動
スマホ・タブレット:Google Meetアプリから起動
通話 ビデオ通話か、音声のみにするかは参加ユーザが任意で選択可能
チャット ビデオ通話しながらチャット可能
画面共有 参加者が任意で可能
社外ユーザの参加 自動で設定されるURLのクリックで可能
強制退出 主催者は参加者の強制退出が可能
タイル表示 1画面に16人まで表示可能
自動字幕起こし 英語のみ可能。日本語は未対応 ※2020/6/19時点
会議時間の制限 最大連続300時間
※2020/10/1以降は無料版のみ最大60分
最大参加人数 100人

「Google Meet」はパソコン、スマホやタブレットから利用可能です。Web会議ツールに必要とされる機能はひととおり揃っており、会議の開催はパソコンだけでなくスマホ、タブレットからでも可能。通話もビデオ、音声のみどちらもOKで、会話をしながらのテキストチャットもできるようになっています。Web会議で機能面に不足を感じることはないでしょう。

特徴はGoogleカレンダーとの連携

「Google Meet」の大きな特徴は、「Googleカレンダー」との連携です。

Google カレンダーの予定画面から、1クリックで会議を設定でき、招待された参加者も自身のGoogleカレンダーの予定にある参加ボタンをクリックするだけでOKです。他のアプリのように、アプリ上で会議をスケジュールしてURLを参加者に知らせるといった煩わしさがありません。

また期間限定ではありますが、無料でも300時間(10月以降も60分間)使えるのも大きな魅力。非常に導入しやすいWeb会議ツールといえます。

「Google Meet」の始め方

それでは「Google Meet」でのオンライン会議の始め方を解説していきます。

今回は利用頻度が高い「パソコンのブラウザ」「Googleカレンダーの予定」「スマホアプリ」から使うときの方法を紹介します。

ブラウザから起動する場合

ブラウザから起動する場合ですが、まずブラウザを立ち上げてGoogleアカウントにログインします。

ログインができたらアドレスバーに「meet.new」と入力しましょう。

ブラウザのアドレスバーに「meet.new」と入力

入力するとすぐに「Google Meet」のタブが立ち上がります。「今すぐ参加」ボタンを押せばすぐに会議を始められます。

今すぐ参加ボタン

その後、「ユーザーの追加」で、会議に参加して欲しい人を招待することができます。

ユーザーを招待

Googleカレンダーから起動する場合

Googleカレンダーから起動する場合、ブラウザでGoogleカレンダーにアクセスします。

画面左上の作成ボタンを押して予定のイベントを作成します。その際、「Google Meetのビデオ会議を追加」ボタンをクリックすれば、ビデオ会議用のURLが自動で生成されます。

参加してもらいたい人を追加するには「ゲストを追加」のところにメールアドレスを入力します。

ゲスト追加画面

スケジュールを追加すると、相手のメールアドレスがGmailの場合には、参加者のGoogleカレンダーにも自動で予定が追加されます。参加者は、時間になったら追加された予定の「Google Meetに参加する」ボタンを押すか、ブラウザで会議用のURLにアクセスすればOKです。

カレンダー詳細画面

スマホから起動する場合

スマホから起動する場合、AndroidならGoogle Playストア、iPhoneならAppStoreから「Google Meet」アプリをダウンロードします。

Android版アプリ
iOS版アプリ

スマホで会議室を作るときは、画面の下にある「新しい会議」をタップすればOKです。
※画面はAndroidです。

スマホで新しい会議室を作る方法

予定されている会議に参加するときは画面下から上にスワイプ。

すでに登録済みの会議室に参加する方法

そうすると招待された会議の予定が出てきますので「会議に参加する」ボタンを押せばOKです。

会議に参加ボタンをクリックするだけ

だれでも使えるくらいにシンプルにできていることがおわかりいただけたかと思います。

「Google Meet」は手軽に使えるWeb会議ツール

このツールの魅力はなんといっても手軽なところです。ブラウザ、Googleカレンダー、スマホアプリなどデバイスを問いません。ITリテラシーに不安がある人でも使いやすいのは何よりの魅力です。

また、コロナウイルス感染症拡大防止対策によるWeb会議需要の高まりを受けて、Googleも「Google Meet」に本腰を入れてきました。頻繁にアップデートされており、より便利になる機能が追加されています。最近では、ペットの鳴き声やキーボードを打つ音などのノイズをキャンセルする機能(有料プランのみ)も搭載されました。

非常な便利なツールですので、ぜひこの機会に「Google Meet」を使ってみてください!

※掲載内容は2020/6/19時点