最近では業種を問わず、オフィスに必須なのがインターネットです。これまで、固定回線(ADSLや光回線)が定番でしたが、最近ではより手軽に使える「ホームルーター」や「置くだけWi-Fi」が登場しました。モバイル回線の高速化もあり、サービスを提供する企業も増えてきています。

とはいえ、どんなサービスなのかよくわからないという方も多いはず。そこで本稿では「ホームルーター」がどんなサービスなのか、固定回線との違いや、メリット・デメリットを紹介します。

ホームルーター(置くだけWi-Fi)とは?

ホームルーター(置くだけWi-Fi)とは、モバイル回線用のルーターを使ってインターネットにつなぐサービスです。

このルーター、見た目は光回線やADSLを利用するときに使うルーターと一緒ですが、違うのはその中身。スマホと同じように通信用のSIMが入っているので、光ケーブルやLANケーブルをつなぐ必要がありません。電源をコンセントに差すだけでインターネットに繋げられるようになっています。

HUAWEI「Speed Wi-Fi HOME L02」

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固定回線との違いは固定回線の有無

「ホームルーター」と「固定回線」の違いは、通信用ケーブルの有無です。

固定回線のイメージ図

「固定回線」では、オフィスや家庭内に回線を引き込むための工事を行い、「ONU(終端装置)」や「固定回線用ルーター」などを設置する必要があります。

ホームルーターのイメージ図

対して「ホームルーター」は固定回線が必要ありません。本体にデータSIMが内蔵されており、モバイル回線を使うため、設置するだけで利用できるようになっています。

ホームルーターのメリットとデメリット

ホームルーターにはどんなメリットやデメリットがあるのかを紹介していきます。

メリット①工事無しですぐに利用可能

ホームルーターは、電源プラグをコンセントに挿すだけで使用できます。
※設定は別途必要です。

光回線だと、戸建てであれば回線の引き込み工事が必要ですし、賃貸物件だと管理会社との交渉も発生するなど、それなりの手間がかかります。

ホームルーターはモバイル回線を使うので、そういった工事が一切不要。工事無しで申込みから数日で利用できるのは大きなメリットと言えるでしょう。

メリット②ケーブルの配線がシンプルになる

一般的に、ホームルーターに付いているのは電源ケーブルのみ。Wi-Fiのみ繋ぐ場合は、電源ケーブル1本で済みます。

有線LANでパソコンと繋ぐ場合も、接続用のLANケーブルが増えるのみ。光回線用のルーターに比べると、ケーブルの取り回しが非常に楽です。どこにでも置けますし、掃除をする際にも煩わしさがありません。

使い続けていく上で、ケーブルの配線がシンプルであることはメリットと言えます。

メリット③初期設定が簡単

光回線の場合、使い始めるには、パソコンをルーターに繋いでプロバイダの接続設定をしたり、自宅やオフィス内で使うWi-Fiの設定作業をする必要があります。

ホームルーターなら、プロバイダの接続も設定済みで、Wi-Fiの設定もされています。ネットに繋げたいパソコンやスマホ側でWi-Fiの設定をするだけなので、光回線と比べると初期設定が簡単です。

デメリット①通信制限が設けられている

ホームルーターの場合、速度制限や通信制限をかけられているのが一般的です。

月間データ通信量は無制限となっていても、混雑回避のための速度制限が設けられていることが多くなっています。
※3日間で10GB以上の利用があった時など、条件はサービス提供事業者により異なる。

短時間で多くのデータ通信を行った時や、混雑時間帯には通信速度が落ちてしまいます。

デメリット②固定回線に比べると速度や安定度は劣る

ホームルーターは固定回線と比べると、通信速度や電波の安定度の面で劣ります。スマホと同じSIMを使っているので、自宅や利用する部屋の電波状況に左右されます。例えば同じ部屋の中でも窓側では速度が速くて、廊下側では遅い、ということもあり得ます。

利用用途に合わせて選ぶのがおすすめ

ホームルーターは導入の手軽さから、一人暮らしやプライベートでの利用に適しています。

ただ、最近ではテレワークという働き方が広がり、自宅で仕事をするケースも増えています。オンラインでのWeb会議や大容量ファイルのやり取りなど、本格的なビジネスで利用するなら、やはり通信速度が速く、安定している光回線がおすすめです。

自宅でインターネットをどのような用途で使うのかを見極めて、最適なインターネット回線を選びましょう。

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