新型コロナウイルス感染症の影響で、学校の休校やテレワークにより、家族と過ごす時間が増えた方も多いと思います。中には「あこがれのテレワークができる!」と、心躍った方もいることでしょう。

しかし、実際にテレワークをはじめてみると、「家族がいる自宅で仕事をするのは、なかなか大変だ……」と多くの方が感じているのではないでしょうか。そこで今回は、ここ2カ月弱テレワークを実践した筆者の体験談も参考に、家族がいる自宅で仕事をするコツを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

家族がいる自宅で仕事をする工夫とは

家族がいる自宅で仕事をする場合には、仕事とプライベートをいかに切り分けるかがポイントになります。

メリハリをつけること

基本的にずっと家で仕事をする必要があるため、どこからが仕事で、どこからがプライベートか段々分かりづらくなってきます。普段であれば、「通勤→会社で仕事→家に帰る」といった一連の流れがあるため、仕事とプライベートとの切り替えもしやすいのですが、テレワークでは自らこうした流れを作っていかないとメリハリのない生活になりがちです。

そのため、自分なりに「仕事をする時間」と「休憩する時間」をあらかじめ決めておき、できるだけそのスケジュールに沿った生活を送ることで、仕事とプライベートのメリハリがつきやすくなるでしょう。たとえば、「9時始業→12時~13時休憩→13時~17時業務」で、11時と15時に10分程度小休止を入れるといったように、一日の大まかなスケジュールを決めておきます。

また、一日中部屋着で過ごすのではなく、仕事中は外出できるような服に着替えるなど、身だしなみのメリハリも大切です。

可能な限り仕事をするエリアを分ける

家族がいる自宅でテレワークをする方に多いのが、リビングのテーブルで仕事や食事、休憩など、だいたい同じ場所で過ごすケースです。自分専用の部屋がある方はそこを仕事部屋にすればよいのですが、そうはいかない方も多いと思います。

そこでおすすめしたいのが、生活する場所とは別に自分の仕事スペースを作ることです。仕事をする場所を限定してプライベートと切り分けることで、仕事モードに入りやすくなります。仕事場にするのは、基本的にはどんな場所でも構いません。「ここは仕事をする場所だ」と自分の中で決めて、そこで仕事をするようにすればよいのです。たとえば、安いものでも構わないのでちょっとしたテーブルとイスを購入して、部屋の隅にワークスペースを作ってみたり、リビングとは別の部屋にあるテーブルの一部にノートPCを置いて作業スペースにするだけでも十分でしょう。

テレビやスマホは集中力を妨げる原因

自宅でテレワークをしていると、ついテレビをつけっぱなしにしてしまう方も多いと思います。しかし、テレビから流れてくる情報により、集中力は確実に低下するため、仕事のパフォーマンスも落ちてしまいます。テレビの電源は必ず切ってから仕事をするようにしましょう。

また、もうひとつ仕事のパフォーマンスを著しく下げる可能性があるのがスマホです。スマホが目に入る場所に置いてあると、何気なく手に取って見てしまいます。もちろん、用件だけですぐに済めばまだよいのですが、SNSやニュースをチェックしはじめるとあっという間に時間が経ってしまうものです。これを一日何度も繰り返すと、仕事の効率が非常に悪くなってしまいます。仕事中、スマホはなるべく手の届かない場所に置いておくのがおすすめです。

テレワークで外せないWeb会議用対策

テレワークをするうえでWeb会議は欠かせません。自宅で仕事する場合に、注意しておきたいポイントがあります。

Web会議用の別室を準備できればベスト

テレワークをはじめると、「Zoom」や「Teams」、「Google Hangout(meet)」といったサービスを使ってWeb会議をする機会が増えると思います。しかし、家族と一緒の部屋で仕事の会議をするのは、声や生活音などの問題もあり、ハードルが高いと思います。そのため、Web会議をする場所は、自分以外誰もいない部屋で行えるように準備できるとベストです。特に、小さな子どもがいる家庭では、会議中に大きな声が入ってしまう可能性が高いので、なんとかしたいところでしょう。

しかし、どうしても別室で行うのが困難だという場合は、家族に気を使わせてしまうことにはなりますが、会議中はできるだけ声や音を立てないようにしてもらう必要があります。また、Web会議をする際には、イヤフォンを装着するのも忘れないようにしましょう。複数人でWeb会議をしている場合に、スピーカーから出る音が原因でハウリングを起こすのを防ぐだけでなく、周囲が多少うるさくてもイヤフォンさえしていれば、相手の声がしっかり聞こえるというメリットもあります。

Wi-Fiの通信状況を改善

Web会議を行う場合には、安定した通信環境が必要です。しかし、一般の家庭ではWi-Fiルーターをリビングなどに設置しているケースが多いため、別の部屋だとWi-Fiの接続状態が悪くなる可能性があります。Wi-Fiの通信状態が悪くなると、音声や映像が途切れたり、最悪の場合、通信が切れたりすることもあります。

Wi-Fiの通信環境は、Wi-Fiルーターの場所を変更したり、電波の周波数帯を変更したりすることで、多少の改善はできます。しかし、根本的に電波が弱い場合には、Wi-Fi中継器の導入やもう1台Wi-Fiルーターを用意するといった工夫も必要です。

また、家族が全員家にいる状況では、全員がWi-Fiを利用しているケースもあると思います。安定した通信状態をキープするためにも、Web会議中だけは動画閲覧やネットゲームといった大きな帯域を使うコンテンツの使用は控えてもらいましょう。

散歩や運動も大切

今回は、家族がいる自宅で仕事をするときのコツを紹介しました。ちょっとした工夫で、自宅でも会社と同じパフォーマンスで仕事ができますので、ぜひ試してみてください。

また、たまに外の空気を吸って気分転換したり、体を動かしたりして心身の健康を管理するのも非常に重要です。今後もしばらくテレワークが続く可能性がありますので、早めに自分なりのスタイルを確立できるとよいですね。

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