インターネットが普及した今、メールアドレスはビジネスに欠かせないツールの1つと言えます。プロバイダから付与されたアドレスや、Yahoo!メールやGmailといった無料のアドレス(フリーメール)を使っている人も多いと思います。

ただ、ビジネス用でメールアドレスを使うなら、ちょっと気にかけておきたいことがあります。

ビジネスでは、フリーメールやプロバイダのアドレスではなく、@マークの後ろに会社名が入っているなど、会社のイメージに合ったアドレスにするのがオススメです。とはいえ、これまで使ったことがないと、どのように作ったらいいのかわからないですよね。

そこで、本稿では「独自ドメインを使ったメールアドレス」について、メリット・デメリット、実際に作成する方法を解説します。

独自ドメインとは?

メールアドレスに「***@***.com」といった好きなアドレスを使うには、まず「独自ドメイン」の取得が必要です。

この「独自ドメイン」というのは自分だけが使えるインターネット上の住所のようなもので、メールアドレスでいえば「@」以降の文字列を指します。

「独自ドメイン」とは、自分だけが使えるインターネット上の住所のようなもの

「独自ドメイン」を取得すると、会社独自のサイトURLやメールアドレスを作れるようになります。

独自ドメインの種類

ちなみに「独自ドメイン」の種類には以下のようなものがあります。

  • ***.jp (co.jp、ac.jp、or.jp、ne.jp以外)
  • ***.com
  • ***.net
  • ***.org
  • ***.info
  • ***.biz (ビジネス利用の場合のみ利用可)
  • ***.co.jp(登記済の法人のみ利用可)

どの種類を選ぶかは、基本的には好みで選べます。

「***」のところには、すでに取得している人や企業がいない限り、好きな文字列を決められます。

ただ、少しルールがあり、使用できる文字は半角英数字(a~z, 0~9)と ハイフン( – )のみ。また、以下のドメイン名は使用できないようになっています。

  • 先頭または末尾にハイフン( – )を使用したドメイン名
  • 3文字目と4文字目に連続してハイフン( – )を使用したドメイン名
    (例:AB–XYZ.JP)

文字数についても「.jp」は3~29文字、「.com」 「.net」 「.org」「 .biz」は3~28文字、「.info」は3~27文字など決まりがあります。

法人用には「co.jp」がオススメ

紹介したように、ドメインにはいくつか種類がありますが、法人用のドメインには「.co.jp」がオススメです。

「.co.jp」は、日本で登記済みの法人格がなければ取得できない、特別なドメインになっています。そのため「.co.jp」のドメインを取得できれば、それだけで法人としての信頼性を裏付けることにもなります。

独自ドメインのメールアドレスを使うメリット・デメリット

それでは、独自ドメインでメールアドレスを使うとどんなメリット・デメリットがあるのかを紹介していきます。

メリット①メールアドレスを柔軟に決められる

独自ドメインを取得すると、自分専用のオリジナルメールアドレスを持つことが可能です。先に説明したように「@」以降をドメイン名としてある程度自由に決められます。(「@」より前については、完全に自由)

メールアドレスを柔軟に決められるようになるのは大きなメリットです。

メリット➁会社の信用度が高まる

取引先から届くメールが無料で取得できるメールアドレスだったり、社名とはまったく関係ないプロバイダのドメインで来たらどう感じるでしょうか?受け取る相手によっては「本当にその会社の人なの?」と疑うこともあるかもしれません。

その点、独自ドメインであればそういった心配もありません。ビジネスをする上で信用度が高まるのはメリットといえるでしょう。

メリット③同じアドレスを使い続けられる

無料アドレスの場合、サービスによっては突然終了することもありえます。また、サービスの買収などによりアドレスが変わってしまう可能性もゼロではありません。

独自ドメインを維持している限り、同じアドレスを使い続けられるのはメリットです。

デメリット:ドメイン維持とメールサーバ利用料が別途かかる

この後説明しますが、独自ドメインを取得してメールアドレスを使うには、独自ドメインの維持費用とサーバを借りる費用が発生します。

メールを使うために毎月コストが発生するのはデメリットといえるでしょう。

独自ドメインでメールアドレスを作成する手順

独自ドメインを使ったメールアドレスを利用するには、前に説明したとおり、最初に「独自ドメイン」を取得しなければなりません。

次にレンタルサーバを契約します。「独自ドメイン」とメールサーバを連携するための「DNSサーバ」、メールを送受信するための「メールサーバ」でアドレスを設定します。そうすることで、独自ドメインを使ったアドレスでメールの送受信ができるようになります。

メール送受信の仕組み

より具体的な手順を以下に紹介していきます。

ステップ①独自ドメインを取得する

まずは、独自ドメインを取得・管理できるサービスで申し込みをします。申し込みはサイト上で全て行えます。どんなドメインが使えるかをチェックできるページが用意されているので、まずは自分が使いたいドメインが使えるかどうか、候補を入れて調べてみましょう。

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▼参考▼

ステップ②レンタルサーバを契約する

ドメインを決めたら「レンタルサーバ」を契約します。こちらも大抵のサービスは申し込みから利用まで、全てサイト上で行えます。

なお、メールを利用するには、まずドメインとメールサーバを連携させるため「DNSサーバ」で「MXレコード」の設定が必要です。設定手順は利用するサービス側で用意されているので、そちらを参考に設定してみてください。

▼参考▼

その後は、サービスの管理画面でメールアドレスを設定すれば利用可能になります。

独自ドメインでビジネスを拡大させよう!

以上、独自ドメインのメールアドレスを使う方法について紹介してきました。独自ドメインがあれば、会社の信頼が高まります。そのコストパフォーマンスは非常に高いです。

ぜひこの機会に独自ドメインを取得してビジネスを拡大していきましょう!