2020年12月に日本法人を立ち上げ、2021年2月より本格的に国内でサービス提供を始めた「Remo Conference」(以下、Remo)。
Zoomと同じくリモートワークやオンライン会議に使えるツールとして注目されていますが、両者のサービスにはどのような違いがあるのでしょうか。

今回は、RemoとZoomの機能・価格を比べ、Remoのイベント開催手順について解説します。

Remo(リモ)とは?Zoomとの違い

さっそく、Remoの概要に触れながら、Zoomとの違いを解説します。

Remoとは|商談会・交流会・ワールドカフェまで使える

Remoとは、大人数向けのビデオ通話サービスです。
テーブルが配置された2Dの「バーチャル空間」で、参加者が、あたかもその場にいるような感覚で会場内を移動でき、能動的に参加できるシステムとなっています。

Zoomは複数人のミーティング、一対多数のセミナーや講演会などでよく活用されますが、Remoは、商談会・異業種交流会・ワールドカフェといったさまざまなシーンでも活用できるツールです。一対多数の講演はもちろん、少人数のグループ通話を参加者が能動的に楽しむことができます。

Remoは、Zoomと同じくビデオ通話の基本的な機能を備えています。

  • ビデオ・マイク機能
  • チャット機能
  • レコーディング(録画)機能
  • 画面共有機能
  • 背景機能

Zoomとの比較|Remoは大人数イベントで参加者が能動的に楽しめる!

Zoomとの一番の違いは、オンライン上のイベント会場となる「バーチャル空間」があることです。こちらがRemoで使われるバーチャル空間の画像です。

Remoのバーチャル空間

Remoは、バーチャル空間があることでホスト側・参加者側ともに「会場内で誰がどこにいるか」を把握できます。
また、テーブルごとにグループ通話を行えます。参加者は他のテーブルをダブルクリックするだけで移動できるため、自由に話したい人のいるグループ通話に参加できます。

Zoomでも同じくグループごとに通話ができますが、バーチャル空間が無いため、参加者が自らグループ通話を選ぶことができず、ホスト側にお願いして参加グループを変えてもらう必要があります。

つまり、バーチャル空間があることにより参加者側の自由度が高いという点が、Zoomとの大きな違いです。またホスト側の運営では、グループ通話の参加者を組み換える手間が減るというメリットもあります。

Zoomとの比較|Remoには無料プランがない!

Zoomはホストでも無料プランで利用できますが、Remoには無料プランがありません。
Remoの一番安い「Hostプラン」とZoomの「無料プラン」、「Proプラン」の機能を比べてみましょう。
※Remo Hostプランは、14日間無料トライアルが可能(2021/7/27時点)

Remoの参加人数や開催時間での制限は、プランをアップグレードすると拡張できます。

Remo Hostプラン Zoom 無料プラン Zoom Proプラン
月額料金 $125 無料 2,000円
参加人数 50名
(1テーブルあたり4名まで)
100名 100名
開催時間 75分 40分間
(3名未満は無制限)
無制限
投票機能 あり なし あり
ホストの共同管理 なし(グレードアップで追加可能) なし あり
録画の容量 オンラインストレージに20時間 なし クラウドにID数×1GB
スマホ用アプリ なし(PC推奨) あり あり
スポンサー機能 あり(2枠) なし なし

「スポンサー機能」とは、バーチャル空間上に、リンクと画像付きのバナー広告を貼り出すことができる機能です。

Remoはどんなイベントに合っている?

以上を踏まえて、Remoは以下のイベント開催に適したツールといえるでしょう。

  • ・大人数のオンライン交流会、名刺交換会
  • オンラインの懇親会や飲み会
  • オンラインの見本市や展示会
  • グループワークを行うイベント(ワークショップ)

【ホスト側】Remoでイベントを開催する流れ

ここからは、イベントを開催するまでの手順を解説します。

①Remoにアカウント登録する

Remoの登録は、まずRemo Conferenceにアクセスして、無料トライアルボタンをクリックしましょう。

Remoの公式ページ

「メールアドレス」や「氏名」を入力して、アカウントを登録しましょう。Googleアカウントでも登録できます。

Remoアカウント作成画面

会社名やロゴの登録もできます。

②イベントを作成する

では、さっそくイベントを作成しましょう。「イベントを作成してみる」をクリックしてください。
通常時は、ログイン後の画面左上にある「イベント作成」をクリックしましょう。

Remoイベント作成画面

「基本設定」の「イベント詳細」ページが開くので、ここで最低限必要な「イベント名」や「開始時刻」、「終了時刻」を入力しましょう。

「公開イベント」は、イベントページのURLを知っている人なら誰でも参加できます。
「プライベートイベント」は、ホスト側からゲスト一人ひとりに招待をかけなければならないため、注意してください。
※イベントページのURLを共有しただけでは参加できません。

Remoイベント作成画面(基本設定:イベント詳細)

「フロアプラン」では、好みのフロアデザイン(バーチャル空間のデザイン)を選ぶことができます。

Remoイベント作成画面(基本設定:フロアプラン)

「プライベートイベント」の場合は、「招待」から「ゲスト」をクリックして、参加者一人一人のメールアドレスを入力していきます。

Remoイベント作成画面(招待:ゲスト)

その他の設定を終え、イベントの確認画面まで進んだら、「イベントを保存」をクリックしましょう。

Remoイベント作成画面(イベント設定まとめ)

準備を終えると、参加者向けに共有できるリンクが表示されます。

イベントURL共有画面

③イベントを開催する

当日のバーチャル空間には、ログイン後に各イベントの「イベントへ参加する」をクリックすると入室できます。

イベント参加画面

入室後のフロア画面は、こちらです。同じテーブル内に他の参加者がつくとノック音が鳴り、ビデオ通話をはじめられます。

Remoのバーチャル空間

また、「プレゼンする」を選ぶと、フロアにいるゲストに対してプレゼンテーションを行うことができます。

プレゼン中は、画面右側のチャット欄でイベント参加者全体やテーブルごとにコミュニケーションを取ったり、「質疑応答」も行えます。

プレゼンテーション中のチャット機能

画面右下の「その他」をクリックすると、「アナウンス」や「席をシャッフル」といった機能を使うこともできます。
「アナウンス」では、ゲスト側の画面に直接メッセージを表示させることができます。

アナウンス機能

Remoを使ってイベントや商談会を開催しよう!

Remoは、費用がかかるものの運営側の負担を減らし、さまざまな機能が充実しているビデオ通話ツールです。
Remoの使用料は主催したイベントに参加してもらった人からの参加費(参加費はRemoで徴収することはできません)でまかなったり、ビジネスチャンスに必要な投資として捉えることもできるでしょう。
Remoを使ってビジネスを加速させてはいかがでしょうか。

快適なオンラインイベントには光回線と使いやすいヘッドセットがおすすめ

より快適なオンラインイベントの実施には、光回線がおすすめです。イベント中に音声が途切れたり、接続が切れてしまう場合は、ネット回線の見直しをしてみてもよいかもしれません。

法人向けビッグローブ光

また、「ミーティング中の音声が聞き取りづらい」「外出先でもミーティングがありヘッドセットを使用する」という方は、今使っているヘッドセットの見直しもおすすめです。

インターネットやツールを見直して、業務効率を上げていきましょう。