飲食店オーナーであれば、来店客に喜んでもらえるメニュー作りに時間をかけたいところ。そして、お客様にワクワクした気持ちでメニューを選んでもらえるよう、メニュー表も魅力的にしたいところです。

でも、いざ自分でデザインしようとすると、時間がかかってしまいますよね。

そこで、インターネット上で無料配布されているデザインテンプレートを使ったメニュー表の作り方をご紹介します。

今回はアスクルが運営している無料で使えるパワーポイントのチラシテンプレートサービス「パワポン」を利用してみます。

テンプレ選びから完成までたったの5ステップ

「パワポン」の使いかたはとてもシンプルです。パワーポイントさえパソコンに入っていれば、気に入ったテンプレートをダウンロードして、写真やテキストを入れ替えるだけ。早速使ってみましょう。

※パワポンについての情報は本記事を執筆している2019年12月10日現在のものです。ダウンロード点数やデザインに今後変更が加えられる可能性があります。

サイトにアクセスしてジャンルを選ぶ

まず、パワポンのサービスサイトにアクセスします。

パワポンTOPページ

下にスクロールして「カテゴリから探す」>「業種・お仕事から探す」から「飲食店、食品」をクリックします。

もちろん、作りたい「イメージから探す」で選んでもいいですし、その少し上にある「特集」や「人気のキーワード」からも選ぶことができます。

パワポンのテンプレート検索画面

テンプレートを選んでダウンロード

「飲食店でつかえるチラシテンプレート」の一覧が開きました。種類が多く、1ページに収まりきっていないので、ページをめくりながら作りたいイメージに近いデザインを選びます。

パワポンのテンプレート一覧画面

デザインが決まったら、自分のパソコンにダウンロード。「ご利用についての内容に同意します」のチェックをオンにすると、ダウンロードボタンを押せるようになります。

テンプレートのダウンロード画面

「サイズを選んでダウンロード」の右側にある「▼」をクリックして、表示されるサイズの中から使いたいテンプレートの用紙サイズを選びます。なお、このテンプレートには「A4チラシ」しかありませんでしたが、それをクリックします。

ダウンロードするテンプレートのサイズを選べる

テンプレートの保存先を選びましょう。ここでは探しやすいように「2019_menu」フォルダを作成し、その中にダウンロードしています。

テンプレートを保存

ファイルを展開する

ダウンロードしたファイルは、テンプレート本体以外に「テンプレートガイド」も含んだ圧縮ファイル(複数のファイルをまとめて1つにし、送信しやすいようにデータサイズを小さくしたもの)となっています。

ダブルクリックすると「展開」というピンク色のタブの下に「圧縮フォルダーツール」という文字が見えますので、クリックして「すべて展開」ボタンをクリックしましょう。

圧縮ファイルを展開

展開後(解凍後)のファイルをどこに保存するかをたずねるダイアログボックスが開くので、そのままEnterキーを押すか、「展開」ボタンをクリックしましょう。

圧縮ファイルを展開

展開後のファイルを保存したフォルダが自動的に開き、テンプレートファイルを開けるようになりました。テンプレートファイルをダブルクリックして開いておきましょう。

インターネットからダウンロードしたファイルを開くと、下の図のように「保護ビュー」モードになっていることがあります。ここでは気にせず「編集を有効にする」をクリックしておきます。

「編集を有効にする」をクリックして編集開始

テキストを変更する

1ページ目は使いかたの説明なので、スライド一覧から2ページ目を選んでおきます。

パワーポイントのスライド2枚目を選択

変更したいテキスト(文字)をクリックすると選択されたうえでカーソルが表示されます。これでテキストを変更できるようになりました。日付や店名、営業時間や住所など変えておくべき箇所に変更を加えておきましょう。

テキストの編集

写真を入れて完成

写真を入れたい場合は、写真を保存しているフォルダから、編集中のテンプレートの上にドラッグ&ドロップするだけでOKです。

とはいえ、ほとんどの場合は写真のサイズ変更が必要でしょう。ドラッグしながら、写真用枠の大きさに合わせるのも大変です。

画像のサイズ変更方法

オススメしたいのは、あらかじめ写真用枠の大きさを確認しておくこと。このテンプレートでは少し濃い茶色の角丸四角が枠となっています。枠をダブルクリック(もしくは枠を右クリックして「図形の書式設定」をクリック)すると右側に「図形の書式設定」が表示されるので、左から3つ目のアイコン>「サイズ」の順にクリックします。

すると、枠の高さや幅の数字を確認できます。使いたい写真が横長の場合は「幅」を、縦長の場合は「高さ」のサイズをどこかにメモしておきましょう。

画像のサイズ確認方法

使いたい写真を保存しているフォルダーからテンプレートの上にドラッグ&ドロップしたら、「図の書式設定」の「サイズ」から、「高さ」または「幅」を先ほどメモしておいた数字に変更します。このとき、「縦横比を固定する」のチェックがオンになっていることを必ず確認しておきます。そうしないと、縦横比のおかしな写真になってしまい、おいしそうに見えなくなってしまうからです。

画像のサイズ変更方法

縦横の比率を保ったまま写真を写真用枠に合わせることができました。あとは枠にはめていくだけです。

サイズ変更した画像を移動

なお、「写真の見栄えがいまいちだなぁ」と感じられても、パワーポイントには画像を簡単に編集する機能があります。

一番右の写真アイコンをクリックし、プレビューを確認しながら、最適な明るさやコントラストを選んでみましょう。

image17_1.png

プリントアウトは自宅もしくは業者へ

メニュー表が完成したら、あとは保存して印刷するだけです。このままでも印刷できますが、変更を加えることができないように「PDF」という形式で保存しておくことをオススメします。

PDF形式であれば、業者に印刷依頼をするのも簡単で、間違って変更されるリスクもなくなります。

余分なページを削除する

印刷時に失敗しがちなのが、余分なページまで印刷してしまうこと。紙とインクがもったいないですよね。印刷時にページ指定すれば問題ないのですが、急いでいるときには忘れがち。そこで、保存する前に、余分なページは削除しておきましょう。スライド一覧から、使わないスライドのサムネールを右クリックして「スライドを削除」をクリックするだけでOKです。

印刷前に不要なスライドは削除

PDF形式で保存する

パワーポイント形式からPDF形式へ変更して保存するには、「ファイル」タブをクリックして下のような画面を表示させます。「Adobe PDFとして保存」をクリックしましょう。

パワーポイントファイルをPDFファイルで保存する方法

「名前を付けて保存」画面が表示されました。作ったメニュー表のPDF形式のファイルに適切な名前をつけて保存します。

名前を付けてPDFファイルで保存

PDF形式で保存されました。

PDFファイルだときれいに印刷可能

保存したものは、自宅または店内のインクジェットプリンターやレーザープリンターで印刷できます。

「それほど急ぎではない」「クオリティーの高い印刷物を置きたい」というのであれば、パワポンを運営しているアスクルなど印刷サービスを提供している業者に依頼するのも1つの手でしょう。

メニューの印刷を業者に依頼するときの料金例

まとめ

今回、はじめてパワポンのテンプレートを使ってメニュー表を作ってみました。手順を考えながらということもあり、一つのメニューを作成するのに20分ほどかかってしまいましたが、慣れてくればもっと手早く作れそうです。

また、飲食店オーナーの皆さんであれば、メニュー表に必要な要素を熟知しているので、もっと早く完成させられるかもしれません。

少なくとも、自分でいちからデザインして作るより、はるかに素早く、しかも見た目の良いメニュー表を作れるので、ぜひとも活用していただきたいと感じました。

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