「アドレスホッパー」という暮らし方を知っていますか? 固定の住居を持つことなく、国内外を移動しながらホテルなどで生活をするというスタイルのことです。住む場所を固定しないアドレスホッパーは、旅感覚で自由なライフスタイルが可能です。

でも、「ずっとホテルに住み続けるのは割高ではないか?」「いちいち宿をとるのは手間ではないか?」という疑問もありますよね。
そんなとき、便利に活用したいのがサブスク型住居です。今回は、サブスクリプション(定期課金)で利用できる住居サービスについてご紹介します。

サブスク型住居とは?

通常、賃貸物件は、年単位の契約を結んで部屋を借ります。2年契約なら、2年ごとに契約更新か契約終了を選びます。

それに対し、サブスク型住居は、利用期間のサービス料を定額で支払うシステムです。提供している企業によってそれぞれ異なりますが、「1ヶ月のうち10泊まで、自由に施設を利用できる」など、サービスや料金プランを自由に設定できる場合がほとんどです。

ほとんどの場合、期間中は宿泊施設に泊まり放題で、追加料金は発生しません。動画配信や音楽配信で普及しているサブスクリプションシステムを物件に導入した形です。

個室、ドミトリー(相部屋)、コワーキングスペースやカフェの併設など、サービスや宿泊施設によってさまざまなタイプがあります。もちろん賃貸契約は必要なく、更新料もかかりません。

サブスク型住居のメリット

定額で泊まり放題のサブスク型住居。臨機応変に住む場所を変えられことに、どんなメリットがあるのでしょうか?

旅感覚で生活できる

住む街を手軽に変えられるのが、サブスク型住居の最大の魅力です。旅を楽しむように、一週間単位で住む街を変えることもできます。

相部屋になるドミトリーでの偶然の出会いが、人間関係の幅を広げることもあるでしょう。訪日外国人や旅行客用のゲストハウスもあり、出会える人は多種多様です。コワーキングスペースがある施設もありますので、人脈が仕事に繋がるかもしれません。

通勤、通学が快適に

会社や学校から家が遠い……という人にも、サブスク型住居は選択肢の一つとしておすすめです。通勤・通学先から近い宿泊施設を利用すれば、満員電車で疲弊することはありません。夜遅くまで仕事や食事会があるときも、終電を気にすることなく過ごせます。

学生なら、実家とサブスク型住居の併用も可能でしょう。1ヶ月の半分は学校近くのサブスク施設を利用し、必要なときは実家に戻るなど、自由度の高い学生生活を送れそうです。賃貸での一人暮らしより、費用や家事の負担を減らせるでしょう。

賃貸、ホテルよりコスパがいい場合も

サブスク型住居では、たとえば敷金、礼金、保証金、更新料、火災保険料、水道代、光熱費……など、賃貸物件で必ずかかるコストがかかりません。すべて利用料でまかなわれています。

しかも、ビジネスホテルや民泊よりも利用料がお得になる場合がほとんどです。仕事で出張が多いなど、頻繁にビジネスホテルを使うなら、サブスク型住居でコストダウンを期待できます。

サブスク型住居のデメリット

サブスク型住居のメリットに対して、デメリットも当然あります。旅慣れしている人にはあまり気にならないかもしれませんが、考慮しておきましょう。

ドミトリー(相部屋)が多い

ゲストハウスやユースホステルのようなドミトリータイプの施設が多いため、そもそも相部屋に慣れていない人には大きなデメリットです。知らない人とのコミュニケーションが好きな人にはメリットですが、苦手な場合は個室タイプの施設を探す必要があります。

移動疲れ、交通費

住む街を手軽に変えられるのはメリットですが、宿泊地によっては移動距離が増えます。それにともなう交通費や移動疲れはデメリットと言えるでしょう。また、持ち運びたい荷物が多かったり、荷造りが不得意な人にとっては、移動が多いことはデメリットになります。

予約がとれるとは限らない

これは通常のホテルと同じデメリットです。自分が希望するタイミングや場所で、いつも予約がとれるとは限りません。早い時期から計画的に宿泊施設を決める必要があります。

人気のサブスク型住居サービス

最後に、人気のサブスク型住居サービスをご紹介します!
※サービス料金等は2021年1月現在

海外でも利用したいならHafH(ハフ)

世界29ヶ国、297都市以上に展開しているサブスク型住居サービスがHafH(ハフ)です。登録料は無料、お試しプランなら月3,000円で最大1泊から利用できます。月82,000円のプランでは、最大1ヶ月の滞在ができます。

料金 月額3,000円〜
施設 海外・国内265都市

リーズナブルに旅をしたいならHostel Life(ホステルライフ)

全国のホステルが泊まり放題になるホステルライフ。月15,000円のプランからあります。物件によっては、一人だけでなくカップル利用も可能。全国に提携施設があります。リモートワークやワーケーションにも最適です。

料金 月額15,000円〜
施設 30ヶ所

※新型コロナウイルス等の影響により、現在利用できない施設もあります。最新情報は公式サイトにてご確認ください。

元民宿、古民家、別荘などの物件を楽しみたいならADDress(アドレス)

全国に100ヶ所以上の提携施設があるADDress。自然が多い地域に広く展開し、空き家や別荘をリノベーションして住居にしています。古民家やロッヂ風の家など、多彩な物件を楽しめます。 同伴者(固定パートナー1名)の無料滞在もできます。

料金 月額40,000円
施設数 全国110ヶ所以上

シェアハウスを探すならXROSS HOUSE(クロスハウス)

クロスハウスは、シェアハウスやゲストハウスに特化したサービスです。シェアハウスのサブスクモデルと言えるでしょう。賃貸物件のようなめんどうな契約がなく、賃貸物件に比べて短期間でも手軽に住居を変えられます。シェアハウスや家具付きアパートなど、好みの物件を選べます。

料金 初期費用(30,000円)
+家賃等(物件による)
施設数 400ヶ所以上

サブスク型住居で本当のノマドライフを!

サブスク型住居では、コワーキングスペースや共同キッチンなど、新しい人脈をつくるチャンスがたくさんあります。まずは出張や旅行のときにお試しで利用してみるのはいかがでしょうか?

※掲載情報は2021/1/6時点