新型コロナウイルス感染症の影響でテレワークが広く普及しました。出勤回数が大幅に減った人もいます。
そこで、毎日会社に行かないなら定期券より回数券がお得!と考える人もいるでしょう。利用頻度が低い場合、回数券の方が交通費を節約できるからです。

しかし、IC乗車券が一般的になった今では、回数券はちょっと不便に感じてしまうことも。実は回数券のように乗車回数で得するポイントサービスがあるんです!

また「オフピーク出勤」など、混雑する時間帯を避けて通勤することでポイントがたまるサービスもあり、まさにコロナ時代に合ったお得なサービスだといえます。

今回は、乗るほど得するIC乗車券のポイントサービスをご紹介します。

チャージにも買い物にも使える!首都圏ならSuica

まずは、JR東日本が発行しているIC乗車券・Suicaです。
JR東日本では、鉄道利用や駅ビル・エキナカでのお買い物、ビューカードのクレジット決済などでポイントがたまる「JRE POINT」を提供しています。たまったポイントは駅ビルやエキナカでのお買い物、Suicaにチャージと幅広く利用できるので、ためて損はありません。

ポイントのため方は簡単です。JRE POINTのWeb会員になり、Webサイトで現在利用しているSuicaを登録すれば準備完了です。

乗るほどお得「リピートポイントサービス」

特別なエントリーは不要、乗れば乗るだけお得になるのが「リピートポイントサービス」です。

同一運賃区間で10回乗ると運賃1回分相当のポイントがもらえるので、いわゆる回数券に近いサービスと言えます。11回目以降は、1回ごとに運賃の10%がポイント還元されます。

通常の回数券では利用区間が固定されているのに対し、ポイントサービスでは同一運賃区間に適用されるので利便性が高いのが特徴です。
JR東日本のすべてのエリアが対象で、定期券区間は対象外になります。

ちなみに「同一運賃区間」とは、乗車区間は違っていても運賃は同額の区間のことです。たとえば、東京〜赤羽のIC運賃は220円。品川〜川崎も220円なので同一運賃区間です。

実施時期は2021年3月1日から。終了時期は明示されていないので、今後標準のポイントサービスとして定着したら嬉しいですね。

時差出勤で得する「オフピークポイントサービス」

昨今、電車内の密を避け、オフピーク通勤を心がけている人もいるでしょう。「オフピーク通勤」とは「混雑する時間帯(ピークタイム)を避けて通勤する」ことで、「時差通勤」とも言います。朝5:00~7:00の早い時間帯、8:00~10:00の遅い時間帯など、通勤ラッシュを意図的に避けて電車を利用します。

新型コロナウイルスの影響で電車の混雑は多少緩和されているとはいえ、通勤・通学のピークタイムは混み合います。混雑すればその分、電車の遅延や乗客間のトラブルなど、交通機関が乱れるリスクが高まります。

そこで、JRがオフピーク通勤を推進するために導入したのが、オフピークポイントサービスです。Suica通勤定期券でオフピーク通勤をすると、JRE POINTがもらえる仕組みです。

  1. JRE POINTのWeb会員になる
  2. 利用しているSuica通勤定期券を登録
  3. キャンペーンページでエントリー

以上、3ステップで準備完了です。ポイントの付与条件を満たせば、JRE POINTが貯まっていきます。

オフピークポイントサービスには、対象エリアが設けられており、ポイント付与の対象時間帯は乗車駅によって異なります。自宅や勤務先の最寄り駅が、キャンペーンに適用されるか確認するだけでOKです。

早起き時間帯は15ポイント、ゆったり時間帯は20ポイントです。2ヵ月分ごとに利用回数を計算してJRE POINTがもらえます。キャンペーンの実施時期は、2021/3/15〜2022/3/31となっています。

たまったポイントはチャージして利用!関西ならICOCA

JR西日本のIC乗車券といえばICOCA。Suicaと同様、時差通勤でポイントがもらえる「ジサポ(時差通勤ポイントサービス)」を開始しています。ポイントをもらうにはICOCAポイントサービスへの登録が必要です。

平日にICOCA定期券またはSMART ICOCA定期券を利用し、9:15〜10:30の時間帯対象エリアの33駅から出場するとICOCAポイントがもらえます。入場はICOCA定期券を購入できる範囲ならどこでもOKです。

1回の利用ごとに20ポイント。さらに毎月10回、15回の利用でそれぞれ30ポイントのボーナスポイントが加算されます。実施期間は2021/4/1~2022/3/31の1年間です。

定期券以外の利用でも「時間帯指定ポイント」「利用回数ポイント」などのサービスでポイントがたまっていきます。たまったポイントは1ポイント1円で、ICOCAにチャージすることにより、電車や買い物で利用することができます。

地下鉄・私鉄・バスならPASMO

交通系ICカードならPASMOも忘れてはいけません。地下鉄の東京メトロやその他私鉄やバスの利用でポイントがたまります。

東京メトロでオフピーク通勤をすすめているのは東西線です。東京メトロのポイントは「メトポ」。東西線のオフピークは3つの時間帯に分かれています。

  • すご早「ゴールドタイム(25ポイント)」
  • ちょい早「シルバータイム(15ポイント)」
  • ゆっくり「ブロンズタイム(10ポイント)」

乗車・降車対象駅によって、対象となる時間帯が異なるため、公式Webサイトで確認しましょう。

さらにボーナスポイントも充実しています。ゴールドタイムに利用した回数が前月から5回以上増えると50ポイント毎月、15回以上のゴールドタイム利用を継続すると50ポイントがもらえます。早朝出勤を習慣化するためのうれしいボーナスですね。

その他、私鉄やバスでもPASMOと連携してポイントがたまります。普段使っている路線にポイントサービスがないか確認してみましょう!

三密を避けてお得なポイントをためよう!

オフピーク通勤で時間をずらせば、電車内の密を避けつつお得なポイントがたまります。朝から不快な思いをせずに快適通勤。事前エントリーが必要なケースがありますので、注意して確認しましょう!