まだまだ暑い夏!新型コロナウイルスの感染予防と併せて気を付けなければならないのが、「熱中症対策」です。

オフィスで仕事をする場合は、熱中症対策にそれほど気を遣わないかもしれません。しかし、コロナ禍でテレワークなど自宅での仕事時間が増えた今、感染対策と並行して熱中症対策も自分自身で意識的に行う必要があります。

新型コロナウイルスと熱中症を同時に防ぐためのポイントとは? 夏を元気に乗り切るための予防法についてご紹介します!

新しい生活様式と熱中症予防の両立

厚生労働省と環境省では、コロナ禍における熱中症予防行動についてのリーフレットを公開。身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いの実施や3密を避けるなど、新型コロナウイルスの基本的な対策を取り入れた「新しい生活様式」と熱中症予防の両立を呼びかけています。

熱中症予防の主なポイントとして挙げられているのは次の5つの項目です。

  1. マスク着用についての注意
  2. こまめな水分補給
  3. 涼しい場所への移動
  4. 暑さに備えた体づくりと日頃の健康管理
  5. エアコンの活用と換気

中でも、在宅で仕事を行うに当たって、特に注意しなければならないのが「5. エアコンの活用と換気」についてです。詳しく解説していきます。

エアコンを止めずに換気をしよう

感染症と熱中症を上手に予防するには、エアコンを止めずつけたままで、定期的に換気を行うことが大切です。
夏は室内であっても室温・湿度が上昇し、熱中症になる危険性が高いため、エアコンの使用は必須です。そのうえで、エアコンの使用中もこまめな「換気」が必要になります。

一方で換気直後は、エアコンをつけ続けていたとしても、室内の温度が上がりがちです。換気をして室温が上がったらエアコンの設定温度を少し下げるなど、こまかく温度設定を調整するようにしましょう。

エアコン使用時の正しい換気方法とは?

それでは涼しさをキープしつつ、上手に換気を行うにはどうすればいいのでしょうか。効率よく空気を入れ替えるための換気方法について紹介します。

エアコン使用時に換気が必要な理由

そもそもエアコン使用時に換気が必要となるのは、ほとんどの家庭用エアコンに換気をする機能がついていないからです。

一般的にエアコンは部屋の中の空気を吸い込み、それを冷やして部屋の中に戻すことで、部屋の温度を下げています。つまり部屋の中の空気を循環させているだけで、外の空気との入れ替えは行っていないのです。そのため窓を開けるなど別の方法で、換気を行う必要があります。

上手な換気の方法

空調メーカーのダイキン工業では、効率よく換気を行うための方法をWebサイトやYouTubeチャンネルなどで解説しています。

そこで紹介されている上手な換気のポイントは、次のとおりです。

  • 対角線上の2ヵ所の窓を開け、空気の通り道を作る
  • 風の入口側は小さく開けて、出口側は大きく開ける
  • 窓が1つの場合は、扇風機を窓の外に向けて部屋の空気を外に出す
  • 窓がない部屋は、ドアを開けて扇風機や台所などの換気扇で空気の流れを作る
  • 1時間ごとに10分間よりも30分ごとに5分間など、こまめな方が効果的

換気の際は上記のポイントを踏まえ、外の空気を取り込みつつ内に溜まった空気を効率よく外に出すことが重要となっています。開けた2つの窓が近すぎると換気効率が下がってしまうので、部屋全体に空気の流れを作れるよう、部屋の作りに合わせて工夫しましょう。

換気時の節電方法

エアコン使用中の換気というと、電気代が気になる方もいるかもしれません。エアコンの消費電力を抑えるための節電方法もご紹介いたします。

エアコンは点けたり消したりせず、オンのままにする

エアコンは運転開始直後に最も電力を消費するため、つけっぱなしの方が電力を抑えられます。

換気時はエアコンの室内機から遠い窓を開ける

換気時は、エアコンが外の暑い空気を直接吸い込んでしまうと、空気を冷やす際に電力を多く消費してしまうため、できるだけ室内機から離れた窓を開けるのがオススメです。

こまめにフィルター掃除を行う

フィルターが汚れていると空気を吸い込むのに余計な電力がかかるため、2週間に1回を目安に掃除をすることが推奨されています。

室外機のまわりには物を置かない

室外機周辺に物があると室内の熱を逃す妨げとなってしまうため、整理整頓して空気がスムーズに流れるようにしておくのも効果的です。

予防を徹底して健やかな夏を!

このようにコロナ禍の夏においては、感染症予防だけでなく熱中症予防にも注意を払わなければなりません。対策をしっかり行い、健やかに夏をお過ごしください。