「確定申告の計算を間違えた!」
「提出してから記入漏れに気がついた…」
「申告期限を過ぎてしまった!」

確定申告のトラブルは、誰にでも起こりえます。期限に余裕をもって作業していても、あとからミスに気づくこともあるでしょう。今回は、確定申告で起こりがちなミスとその対処法をご紹介します。

確定申告を間違えてしまったときは?

確定申告をしてから間違いに気づいたとしても、提出期限内であれば特にあわてる必要はありません。間違いを修正して申告し直しましょう。税務署は最後に提出した書類をその年の確定申告とみなします。

万が一ミスをしてしまうことも考えて、期限に余裕を持って提出することは、とても大切です。

【ケース別】確定申告の修正方法

間違いに気づいたけど、すでに提出期限を過ぎてしまっている…! そんなときは、修正申告を行いましょう。ここでは、よくあるトラブルのケース別に対処法を見ていきます。

  • 納める税金が少なかった!
  • 納める税金が多かった!
  • 確定申告をし忘れた!

あらかじめ対処法を知っていれば、すぐに対応できます。以下、詳しく説明していきます。

納めた税金が足りなかったことに気づいたら「修正申告」をしよう!

例えば、

  • 申告する支払い調書が1枚抜けていた
  • 経費だと思っていたものが、本来経費計上できないものだった

この場合、本来納めるべき税金額よりも少ない金額で納税しています。(または還付金を多く受け取ることになります。)

納める税金が少なかったときには、修正申告をします。気がついたときに、できるだけ早く修正申告をしましょう。

申告が遅れると延滞税&過少申告加算税がかかる場合も

修正申告が遅れれば遅れるほど、延滞税がかかります。確定申告から修正申告をするまでの期間の延滞税がかかるのです。

さらに、できるだけ早く修正申告をする理由がもう一つあります。それは税務調査です。
税務調査が入ることは決して多くありませんが、税務署の調査を受けてから修正申告をすると、延滞税に追加してさらに過少申告加算税がかかってしまいます。

ですから、税務署が調査をする前に修正申告をした方が、納める税金を少なくすることができます。自主的に修正申告をした場合には、過少申告加算税はかかりません。

修正申告の手続きに必要な書類(修正申告書)は、税務署に用意されています。取りに行くのが面倒な人は、国税庁のWebサイトを利用しましょう。サイトの案内に従って金額を入力すれば、自動で計算して書類の作成もしてくれます。それを印刷して税務署に郵送すれば手続き完了です。電子申告(e-Tax)にも対応していますので、適宜利用しましょう。

納めた税金が多かったことに気づいたら「更生の請求」をしよう!

例えば、

  • 本来控除される保険料の記入を忘れていた!
  • 高額な医療費がかかったのに、医療費控除を忘れていた!
  • 配偶者の収入を勘違いして、配偶者控除を受けていなかった!

これらのミスをした場合、本来納めるべき税金額よりも多い金額で納税することになります(または還付金が少なくなります)。

納める税金が多すぎた場合には、更正の請求を行います。更正の請求書を税務署に提出し、税金の納めすぎを税務署が認めた場合には、払い過ぎた分が還付されます。更正の請求ができるのは、申告期限から5年以内です。

確定申告し忘れたら、急いで申告しよう!

例えば、

  • うっかり確定申告をし忘れていた!
  • ふるさと納税をしたのを忘れていた!
  • 副業で収入がある場合、サラリーマンでも確定申告が必要だということを知らなかった!

本来確定申告をしなければならない申告期限を過ぎてしまっている場合は、気づいた時点でできるだけ早く申告しましょう。税務署には「期限後申告」として扱われます。確定申告で納める税金のほかに、無申告加算税が追加されるので注意しましょう。

※ふるさと納税をした際「ワンストップ特例制度」を利用すると、確定申告は不要です。

間違えたら修正申告しよう!

人間に間違いはつきものです。間違えても訂正すれば問題ありません。気づいたときに、できるだけ早く修正しましょう!

確定申告するなら会計ソフトがおすすめ

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