マイナンバーカードが普及しつつある近年。

2020年には「マイナポイント」が話題になり、このタイミングでマイナンバーカードを作った人も多いのではないでしょうか。まだまだ利用できる場面は少ないものの、身分証明書としても使えるため徐々に普及しつつあります。

その一方で、マイナンバーカードを持っていない方も数多くいると聞きます。

過去に送付された「通知カード」や「個人番号通知書」はみなさん手元にあるかと思いますが、マイナンバーカードを発行するには役所へ行かなければなりません。なかなか都合がつかず、発行できていない人も多いのではないでしょうか。

そんなマイナンバーカードですが、特にフリーで働く個人事業主の方の場合、実は持っておくといろいろと便利です。本記事では「フリーランス」の目線から、マイナンバーカードを持つことのメリットをご紹介します。

確定申告に必要なのは「マイナンバー」

フリーランスにとって欠かせない、マイナンバー(個人番号)を使う手続きといえば、まず思い浮かぶのは「確定申告」です。

すでに確定申告をした経験のある方はご存知かと思いますが、確定申告書類にはマイナンバーを記載する場所があります。本人確認書類とあわせて、自分のマイナンバーを記入して提出しなければなりません。

ただし、ここではあくまでも「マイナンバー」を記入するだけですので、「マイナンバーカード」は必須ではありません。通知カードに書かれた個人番号を記入し、運転免許証などの身分証明書を用意しておけば、マイナンバーカードはなくてもOKです。

「マイナンバーカード」なら他の身分証明書は不要

一方で、フリーランスは取引先にもマイナンバーを提出しなければなりません。

というのも、発注者側はどれだけの報酬を支払ったかを示す「支払調書」を作成するにあたって、受注者であるフリーランスのマイナンバーが必要になるのです。年末年始に取引先から「マイナンバーご提出のお願い」の連絡が来た、という人も多いのではないでしょうか。

ここでも、確定申告と同様の書類が必要になります。「マイナンバー通知カード(もしくは個人番号が記載された住民票)」と、「身分証明書(運転免許証やパスポートなど」の2つ。この場合も、マイナンバーカードは必須ではありません。

とはいえ、取引先ごとに通知カードと身分証をコピーし、書類に貼り付けて送付するのは大変です。数多くの取引先を抱えている人も少なくないでしょうし、中には「身分証明書を送るのはちょっと不安……」という相手もいるかもしれません。

そんなときこそ、マイナンバーカードを持っていると便利です。

マイナンバーカードはそれひとつで「マイナンバーの確認」と「身分証明」ができるため、運転免許証などをコピーして一緒に送付する必要はありません。コピーや記入の手間を削減し、効率的に書類を作成することができます。

同じく確定申告についても、マイナンバーカードがあると便利。e-Taxを使った電子申告が可能になるため、紙の書類を作成したり、税務署に足を運ぶことなく、自宅に居ながらにして確定申告を済ませることが可能です。

マイナンバーカードはアプリでも申請できる!

仕事の手続き以外にも、マイナポイントをはじめとした用途が広がりつつある、マイナンバーカード。積極的な活用を推進する動きもあり、マイナンバーカードを持つメリットはますます増えると考えられます。

また、「手続きが面倒」というイメージも強いマイナンバーカードですが、実はスマートフォンアプリを使って申請することもできます。

「発行まで時間がかかる」「カード自体は役所で受け取る必要がある」というデメリットはありますが、平日は忙しくて役所に行けないという人にはおすすめ。早めに申請しておいて、諸々の手続きの効率化を図ってみてはいかがでしょうか。

 

クラウド会計ソフト「Money Forward」

クラウド会計ソフト「freee」

クラウド会計ソフト「弥生会計オンライン」