お店を運営するのに、なくてはならないものがレジスター(以降、レジ)です。「ガシャガシャ……チーン」という昔ながらのレジも郷愁を誘いますが、最近よく目にするのはPOSレジの類い。今どきの店舗では、タブレットをレジカウンターに設置しているところもありますね。

これは、レジアプリをインストールすることで、タブレットにPOSレジ機能をもたせたもの。タブレットレジ、モバイルレジ、モバイルPOSレジ(mPOS)などと呼ばれています。

開業には何かとお金がかかるので、できるだけコストを下げたい反面、お店の雰囲気は損ないたくないものですよね。そんなオーナーへおすすめしたいレジ用タブレットが『HUAWEI MediaPad T5/10.1インチ・LTEモデル』(以下、MediaPad T5)です。SIMフリーモデルが税込3万円以内で購入可能。高級感のあるデザインとなっています。

では、MediaPad T5とはどのようなタブレットなのでしょうか。

MediaPad T5/10.1インチ・LTEモデルの概要

MediaPad T5は、幅約243mm、縦約164mm、厚さ約7.8mmで、重さは約465gとスリムで軽いタブレットです。

HUAWEI MediaPad T5/10.1インチ・LTEモデルのデザイン

ディスプレイサイズは約10.1インチ。解像度は1,920×1,200ピクセルで、Android端末に多いWUXGAとなっています。

フリーSIMモデルなので、国内のほとんどのキャリアに対応していますし、Wi-Fiは802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetooth 4.2にも対応しています。

搭載しているOSはAndroid 8.0をベースにしたEMUI 8.0。マルチウィンドウ機能が使えます。

カメラはアウトとインに1つずつ搭載。アウトカメラは500万画素で、インカメラは200万画素となっています。

HUAWEI MediaPad T5のアウトカメラ

処理速度と密接に関係するCPUはHUAWEI Kirin 659 オクタコア(2.36GHz×4+ 1.7GHz×4)、メモリは2GBで保存容量は16GBです。少し物足りないかもしれませんが、microSDカードを外部メモリとして使えますので、どんどん写真を撮っても問題なさそうです。

EMUI 8.0 OSを含むMediaPad T5の機能

アプリロック機能

POSレジに利用するタブレットは、オーナーや店長、社員だけでなくさまざまな人が触れるもの。タブレット内の大切な情報には鍵をかけたいところです。

セキュリティーファイルアプリをインストールするという方法もありますが、MediaPad T5が搭載しているEMUIには「アプリロック」という機能があります。

HUAWEI MediaPad T5のアプリロック機能

これは、タブレットの起動時にパスコードを入れないと操作できないようにするのと同じように、アプリ一つひとつにロックをかけておくというもの。開くには、パスコードが必要になります。

パスコード入力画面

例えば、レジアプリや電卓、時計などは誰でも使えるようにしておき、GoogleやChromeといったWebブラウザー、個人情報を含むメール、メッセンジャー、メッセージ、ファイルアプリなどにはロックをかけて、権限のある人のみが利用できるようにする使い方ができます。

ロックするアプリの選択画面

近年話題になっているSNSでの炎上を防ぐためにも、TwitterやFacebookアプリなどは、オーナーや店長が認めた人だけが使えるようにする、といった運用が求められます。

セキュリティー性の高いMediaPad T5なら、業務用にぴったりだといえそうです。

便利なマルチウィンドウ機能

MediaPad T5が搭載しているEMUI 8.0では、PCのような「マルチウィンドウ」で複数アプリを表示できます。例えば、表計算アプリ(Google スプレッドシートなど)を開きながら電卓を開くといった使い方が可能。単価一覧を見ながら、一時的な計算をしたりするのに便利です。

マルチウインドウ機能

また、撮った写真の一覧をギャラリーで見ながら、SNSへ投稿する、といった場面でも便利さを実感できるでしょう。

マルチウインドウ機能

とはいえ、マルチウィンドウにすべてのアプリが対応しているわけではありません。すでに開いているアプリであれば、右上に「〓」のマークが表示されているもの、また1つのアプリを開いている状態で見えているホーム画面に表示されているアプリが、マルチウィンドウに対応しているものとなっています。

マルチウインドウ機能に対応しているアプリの確認方法

マルチウインドウ機能に対応しているアプリの確認方法

500万画素でも使えるカメラ

せっかくタブレットを導入するのであれば、レジ周りだけでなく、新しいメニューの告知をSNSで行いたいと思うことでしょう。

MediaPad T5が搭載しているアウトカメラは500万画素。最新の1,000万画素を超えるものに比べると見劣りがするように感じてしまうかもしれませんが、SNSに投稿するのであれば十分です。

被写体を自動識別するようなAIカメラを搭載しているわけではありませんが、食事をおいしそうに撮影できます。

また、撮影後の写真をMediaPad T5で編集することも可能。フィルター機能を使ったり、明度、彩度、色温度などを調整したり、文字を手書きしたりすることもできます。

画像の編集画面

投稿時に添えた文章を読んでもらうことは難しくても、写真内に手書き文字が添えてあれば、アピール度もぐっと高まりますよ。

写真内に手書きで文字も書き込める

ステレオミニジャック搭載でカードリーダーを有線で使える

iPad Proなど最近のタブレットにはイヤフォンジャックのないものもありますが、MediaPad T5にはステレオミニジャック付き。クレジットカードリーダーを接続して使うときにも便利です。

ステレオミニジャックがあればクレジットカードリーダーも使える

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まとめ

繰り返しになりますが、MediaPad T5は、3万円以内で購入できるというリーズナブルな価格でも、メタルボディが高級感をかもし出す端末です。スリムで軽量なため、テーブル会計も楽にできることでしょう。据え置きする場合でも、レジカウンターで場所を取ることはありません。

何より、少しでも出費を抑えたい開業時に、お財布に優しい端末となっています。POSレジ専用機やiPadよりぐっと安くmPOSをはじめられます。Android対応のmPOSレジアプリ(しかも無料ではじめられるもの)も多いので、好きなシステムから選べるのも魅力だといえるでしょう。

検討材料のひとつにしてみてはいかがでしょうか。

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