お店の雰囲気づくりに欠かせない音楽。心地よい音楽を流すために重要なものの一つが、スピーカーです。

この記事では、店舗にあったスピーカーを選ぶための基礎知識をお伝えします。

お店で音楽を流すために必要な機材

店舗で音楽を流す場合に必要となる機材は、以下3つです。

    1. プレイヤー
      音楽コンテンツを再生する機器です。CDプレイヤーやスマホ、タブレットなどで音楽が再生できます。
    2. アンプ
      プレイヤーから送られた信号を増幅させてスピーカーに音を送ります。最近では、アンプが内蔵されているスピーカーも多いです。
    3. スピーカー
      音を再生し、音楽を店舗全体に広げます。

音が聞こえる仕組みを知ろう

心地いい音楽が聞こえる空間を演出するためには、音が聞こえる仕組みを知っておくといいでしょう。音は以下の2種類に分けられます。

      • スピーカーから直接聞こえてくる音
      • 反射音(壁や天井に反射して届く音)

スピーカーから直接聞こえてくる音だけに意識していると、設置するスピーカーの数が多くなりがちです。

しかし、お店の壁や天井の作りなどを確認して、反射音をうまく生み出すようにスピーカーを設置すれば、台数をたくさん用意しなくても、音楽を店内に響き渡らせることができます。

音がどのように反射するのかは、天井の高さや壁の形状、インテリアの配置などによっても異なってきます。スピーカーの販売員さんやメーカーなど、専門家の意見を取り入れるといいでしょう。

スピーカーの設置場所や形状

そもそもスピーカーは、大きく分けて以下の3種類があります。

      1. 天井埋め込みタイプ
        天井埋め込み型のスピーカーは存在感がないため、インテリアの邪魔をしません。
        ただ、天井高があるお店では、きれいに音が聞こえない場合があるので注意しましょう。
      2. 天井吊り下げ・露出タイプ
        天井や壁などに取り付けるタイプのスピーカーです。向きの調整ができるタイプだと、反射音を作り出しやすいというメリットがあります。
      3. 据え置き型
        オーソドックスな置き型タイプです。ライブハウスにあるような大きなものをイメージされる方もいるかもしれませんが、サイズやデザインは様々。小さいものなら棚の上や、レジ横などにも置くことが可能です。
        種類が豊富なので、店舗のデザインに合わせて、インテリアの一つとして選ぶのも楽しいでしょう。

最近主流のBluetoothスピーカーの選び方

最近増えているのが、Bluetoothタイプのスピーカーです。Bluetoothを使えばPCやスマホ、オーディオ機器などと無線で接続することができます。ケーブルが不要なので店舗がスッキリしますし、手軽に設置しやすいこともあって人気を集めています。

Bluetoothスピーカーを選ぶ際は、W数(アンプ出力)とドライバーユニットの数をチェックしましょう。W数はスピーカーの性能を判断するための重要なポイントとなり、W数が高いほどスピーカーの価格は高くなります。

また、スピーカーユニットは、数が多ければ多いほど迫力と厚みのある音を楽しめます。たとえば、「10W+10W」という表記なら、10Wのドライバーユニットが2台搭載されているという意味です。

おすすめのBluetoothスピーカー3選

ここでは、小規模店でも導入しやすい小型の据え置き型Bluetoothスピーカーを3つご紹介します。

JBL「CLIP3 Bluetoothスピーカー」

W数は3.3Wで、小型ながら防水性能もついている使い勝手のよいタイプです。クリップ型なので、壁掛けフックなどにぶら下げることが可能です。

Arbily 「Muzili Bluetooth ワイヤレス スピーカー」

W数は実用出力6W。コンパクトさからは想像できないほど高音質な迫力ある重低音を楽しむことができます。

SONY「グラスサウンドスピーカー」LSPX-S2

実用最大出力は11W。有機ガラスを使用した、デザインが洗練されたスピーカーです。ハイレゾコンテンツにも対応しており、360度に音が広がります。

市販のCDの音源を流す場合はJASRACに申請が必要

「店舗で自分の好きなこだわりの音楽を流したい」と考える人が多いかもしれません。しかし、実は店舗で市販のCDやインターネット配信された音源を流す場合は、JASRACへの申請が必要です。楽曲には著作権が存在し、その管理をJASRACが請け負っているからです。

店舗用BGMサービスの利用がおすすめ

JASRACのページに記載がありますが、オンラインや申込書で申請を行うと、JASRACより許諾書と請求書が届き、料金を支払う仕組みとなっています。(使用料は、店舗の面積や使用期間などによって決まります)

手続きが煩雑なので、JASRACに許諾をとっている音楽のみを配信している店舗用BGMサービスを利用すると、手間がかかりません。

▼参考記事▼
店内BGMは著作権に要注意!店舗で音楽を安全に流す方法とは?

店舗用BGMサービスのなかには、スマホにアプリをインストールして、Bluetoohスピーカーとつなぐだけで音楽を流せるものもあります。月額費用はかかりますが、それぞれ聞ける音楽のジャンルなども違いますので、好みに合ったものを探してみてください。

また、こうした店舗用BGMサービスを利用して安定した音楽を視聴するためには、ネット環境が大切です。これを機に店舗のインターネット環境を整えておきましょう。

お店の広さやインテリアに合うスピーカー、お店の雰囲気に合うBGMを選んで、特別な空間づくりをしてみてくださいね。

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