「外出先で時間にゆとりがあるのでカフェに入りたい」
「今いる場所の近くに本屋さんはないかな?」
そんなとき、検索や地図アプリで「渋谷 カフェ」「近く 本屋」などを調べた経験がある人は多いはず。
的確に地域の情報が表示されれば、ユーザーは便利ですし、店舗側も集客につながります。
そして、店舗情報を正確に表示するためには、店舗側がGoogleマップ向けの地図エンジンの最適化、いわゆるMEO(Map Engine Optimization)の対策をしておく必要があります。
こうしたMEOを手軽に実践できる「BIGLOBE店舗マップ管理」というツールがあると聞き、さっそく使ってみました!
私、池野は田園都市線の池尻大橋駅で「CafuneBooks(カフネブックス)」という小さな本屋を運営しています。
この店舗をBIGLOBE店舗マップ管理に登録した手順を説明していきたいと思います。
MEO対策ツール「BIGLOBE店舗マップ管理」とは
BIGLOBE店舗マップ管理は、検索エンジンをはじめ、地図アプリやSNS、クチコミサイト、Alexa(Amazon Echo)、Google Homeなどの音声アシスタントに公開されている店舗情報を一元管理できます。
BIGLOBE店舗マップ管理を利用することで、手軽にMEO対策ができます。
MEO対策ツール「BIGLOBE店舗マップ管理」の登録手順
BIGLOBE店舗マップ管理に登録する手順について、順を追って説明していきます。
まずは、公式サイトから新規登録をします。
登録が終わると、登録したメールアドレスに以下のような登録完了メールが届きました。
メール内の「サインイン」ボタンを押すと、BIGLOBE店舗マップ管理にログインできます。
ログイン後の画面には、以下のようにアラートが出ます。
アラートのコメントをクリックすると、セットアップスタートです!
私が登録した際は、5分ほどでセットアップが完了しました。
あらかじめ、店舗のロゴマーク、写真などのデータを用意しておくと、スムーズに登録できます。
1. ロゴを設定
まずは、店舗や自社のロゴを設定します。
この画像が店舗名の近くに表示されるため、店舗ブランドを表すのにふさわしいものを選びましょう。
カフネブックスのマークを登録しました。
作業が完了したら、右下の「完了」ボタンをクリックし、次のステップへ進みます。
2. Featured Messageを更新
リスティング広告や検索結果ページに表示される、メッセージを作成します。
店舗の特徴を的確に表現するテキストを考えてみましょう。
※リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索結果にユーザーが検索したキーワードに連動して掲載される広告のこと。一般の人でもリスティング広告の出稿は可能です。
カフネブックスの場合は、「ライターが営む言葉をテーマにした独立系書店」と設定。店舗のウェブサイトのURLも入力しました。
3. ウェブサイトを設定
店舗のウェブサイトを登録します。
まだウェブサイトがない場合は、Facebookページなど頻繁に更新するページのURLを入力しましょう。
4. 事業の説明を設定
検索でヒットするように、キーワードを意識しながら事業説明のテキストを設定します。
カフネブックスの場合は、沿線の「田園都市線」、最寄り駅の「池尻大橋」、特徴である「店主がライター」、「公開取材イベント」などのキーワードを意識して、「池尻大橋(田園都市線で渋谷の隣)にある、ライターが店主の「言葉」がテーマの本屋。店主がなにかの専門家に公開取材をするイベント「カフネの知らない世界」を定期開催しています。」と登録しました。
5. カテゴリを設定
カテゴリを設定することで、カテゴリと地名での検索にヒットしやすくなります。
たとえば、カフネブックスの場合は、「池尻大橋 本屋」「池尻大橋 イベント」などの検索ワードのときにヒットしてほしいので、以下のようなカテゴリを選択しました。
ショッピング>本>書店
アート&エンターテインメント>イベント会場
6. 営業時間を設定
検索結果の情報を見た人が来店しやすいように、曜日ごとの営業時間を設定します。
7. ロケーションのピンを調整する
来店を考えている人のために、店舗の正確な位置を地図上で確定します。
マップをクリックして、拡大して正確な位置にピンを置きます。
8. 写真とビデオを設定
次に、リスティング広告を出稿した際に表示される写真や動画を登録します。
写真とビデオがあることで、リスティング広告を出した際に、よりクリックされやすくなります。
店舗が魅力的に見えるような写真や動画を掲載しましょう。
9. Googleマイビジネスの接続設定
Googleでは、事業者向けにGoogleの検索結果に正しく店舗情報を表示できる「Googleマイビジネス」というサービスを無料で提供しています。
すでにGoogleマイビジネスのアカウントを利用している場合は、「BIGLOBE店舗マップ管理」と連携させます。
まだGoogleマイビジネスを利用していない場合は、この機会にぜひ登録してください。
Googleマイビジネスを登録しているGoogleアカウントでログインすると、自動的に情報が表示されます。
カフネブックスはあらかじめGoogleマイビジネスに登録していたので、情報が表示されました。
完了を押すと、次にカバー写真を設定する画面が表示されます。
以下のように、店内の写真を追加しました。
10. Facebookの接続設定
店舗運営では、SNSの運用も非常に重要です。このステップではFacebookページとの連携を行います。
Facebookに接続すると、自分が管理するFacebookページが候補として表示されます。
カフネブックスのページを選択し、「はい」を選択します。
この10ステップで、基本的な情報の登録は完了です!
BIGLOBE店舗マップ管理の登録は手軽にできる!
手順をご紹介してきましたが、あらかじめロゴや写真などのファイルを用意しておけば、5分ほどで手軽に登録できました。
BIGLOBE店舗マップ管理を使うと、実際に検索結果画面でどのような変化が起きるのか楽しみです!
しばらく使用してから、またレポートを書きたいと思います。