インターネットが普及した現代では、ビジネスにおいて「オムニチャネル」の重要性が高まっています。また、昨今の新型コロナウイルスの影響により、それはさらに加速しています。

今回は、そもそもオムニチャネルとは何なのか、ネット社会で活用したいオムニチャネルについてご紹介します。

オムニチャネルとは?

「オムニチャネル(Omni Channel)」の「オムニ」は、「すべて、全」を意味するラテン語です。「チャネル」は、「テレビのチャンネル」と同じ単語で、「周波数帯」などの意味です。ビジネスにおいては、「流通経路、販路」を意味するマーケティング用語として使われることが多いでしょう。

つまり「オムニチャネル」とは、あらゆるチャネルを通して企業と消費者が接点を持つことです。

消費者との接点は、リアルとインターネットで横断的に展開されます。各チャネルを効果的に連携させることで、一貫性のある購買体験を消費者に与えられます。消費者との接点となるチャネルには、下記のようなものがあります。

 

  • 店舗
  • デリバリー、テイクアウト
  • Webサイト(ECサイト、企業サイトなど)
  • カタログ、パンフレット、チラシ
  • SNS
  • 広告(マスメディア、Webメディア)

たとえば、SNSでキャンペーンの告知やクーポンの配布を行い、情報の拡散を狙います。そして、SNSを見てリアル店舗に来た人をリピーターにつなげる戦略が考えられます。

逆に、リアル店舗に来ていただいたお客さんに店内の商品やメニューの写真をSNSにアップしてもらう。その代わりに、サービスや割引を提供する方法もあります。

オムニチャネルにおいては、各チャネルを増やして幅広く展開するだけでは不十分です。各チャネルを連動させることで、事業全体のプラスになることを考えます。

飲食店におけるオムニチャネル

オムニチャネルは、あらゆるビジネスに適用できます。それでは、飲食店においてはどのような展開が考えられるでしょうか。

ECサイトで自社メニューを販売する

飲食店は、ECサイトと相性が良いです。

焼肉店では、お店で提供している焼肉のタレやサラダのドレッシングを自社で商品化。自社サイトのオンラインショップで販売できます。お店で食事をした人が味を気に入って、自社製品を買ってくれる可能性がアップします。

ラーメン屋なら、お店で出しているメニューをお取り寄せ商品として販売できます。麺、スープ、具材をセットにしてネット販売しているお店がすでに多くあります。

デリバリーやテイクアウトもチャネルの一つ

さらに、Uber Eatsなどを利用したデリバリーやテイクアウトは、飲食店にとってはチャネルのひとつと言えます。新型コロナウイルスによる営業自粛や、店舗の改装中など、何らかの理由でリアル店舗の売上が期待できないときには、特に重要なポイントです。

デリバリーやテイクアウトは、スマホで予約、決済ができるなど、消費者の利便性が高まっています。お店側は調理と商品の受け渡しだけで営業できるのも魅力です。

オムニチャネルでビジネスを加速させよう!

リアル店舗だけにとらわれず、消費者のニーズに合わせて、多彩なチャネルの連携を強化しましょう。オムニチャネルはピンチをチャンスに変える秘策です!