Twitter」は、日本で人気の高いSNSの1つです。

ユーザーの年齢層が高く、ビジネスでのつながりが中心となりやすいFacebookや、逆に若い女性層が写真を投稿しているInstagramと比べて、「幅広い層の人が使っているSNS」というイメージがあります。

個人のユーザー目線では「日常をつぶやく」ためのツールであり、ビジネス色は弱いように感じられるかもしれません。しかしその一方で、比較的「バズ」を生み出しやすいSNSとして、マーケティングに活用している企業も数多くあります。

※バズるとは、短期間で爆発的に話題が広がり、注目を集めることです。

本記事では、そんなTwitterを活用した集客例をご紹介。主に飲食店や小売店を対象とした考え方になりますが、業種を問わず実践できる方法をまとめています。よかったら参考にしてみてください。

① 最新情報をツイートする

基本中の基本ですが、お店や商品の「最新情報」の投稿です。

特にTwitterを始めたばかりの頃は、まずは慣れる意味でも「情報」をツイートすることから始めるといいでしょう。

「新商品を入荷しました!」「本日からセールを実施します!」といったシンプルな投稿でも問題はありませんが、目を引くようなツイートを心がけることでより集客効果が見込めます

ツイート上限の140字をフルに使う必要はありませんが、書き方はさまざま。

たとえば洋品店だったら、

「新商品を入荷しました! この季節にぴったりの素材を用いており、カラーバリエーションも豊富。店頭ではコーディネート例を紹介しています。今日は私もこれを着てお店にいますので、よかったらお声がけください!(担当K)」

食品店だったら、

「本日からセールを実施します! 注目の○○が2割引となっているほか、テレビで紹介された△△も大幅値下げ。各種キャンペーンとあわせて買えばさらにお得になります! ちなみに私のおすすめは××です! 隠し味にも使えていいんですよね。(店長)」

といった「最新情報+Twitter担当者の一言」の形でツイートすると、親近感があります。文字だけだと目に留まりにくいので、画像をあわせて投稿するのが効果的です。

② 商品を紹介する

最新情報とは別に、「商品紹介」のツイートもよく見られます。

一口に「商品紹介」と言っても、定番商品や季節もの、人気メニューや話題作など、いろいろな切り口から考えられます。

また、ツイートの方法もさまざま。先ほどの「最新情報」のようなツイートでもOKですし、写真で商品の魅力を伝えたり、イラストや画像をつくってその中ですべて説明するのもOK。ビジュアルで注目を集める手法はInstagramでおなじみですが、これはTwitterでも有用です。

あるいは、「文章」ではなく「箇条書き」で特徴をまとめるのもありです。一例として、架空の飲食店の日替わりメニューを紹介するツイートを考えてみました。Twitterの投稿では改行も可能です。

★ 本日の日替わりプレート(¥1,000)
・和風ハンバーグ(肉汁たっぷり!)
・ミニサラダ(旬の野菜を多く使用)
・オニオンスープ(温まりますよ!)
・レモンティラミス(店長おすすめ)
※サイドメニューも一緒にどうぞ!
・若い女性に人気のサラダバー
・豆から挽いたこだわりコーヒー

このような内容に加えて、実際の料理写真もあわせて掲載するといいでしょう。お店のメニュー画像があれば、それをそのまま投稿してもOKです。

③ 限定クーポンやプレゼントキャンペーンを展開する

端的な「情報」のツイート以外には、Twitterでクーポンを発行する方法もあります。一昔前でしたら、「折り込みチラシの割引券」や「公式サイトのクーポン」を印刷して持参してもらう形でしたが、Twitterでは別の方法が考えられます。

たとえば、「お店のTwitterアカウントをフォローしてくださった方は1割引」あるいは「お店のハッシュタグでツイートしてくれたら1ドリンクプレゼント」という形のクーポン。このような方法は、居酒屋などで見かけることがありますよね。

クーポン以外には、「フォロー+リツイートしてくださった方の中から、抽選で○名様に限定商品をプレゼント!」というキャンペーンも定番。Twitterのフォロワーが増えたからといって来店に結びつくとは限りませんが、お店の認知度は向上します。

この手の「キャンペーン」は多くの企業や店舗がいろいろな方法で展開しており、切り口も千差万別。お客様も巻き込む形でのキャンペーンは成果も出やすく、バズにつながるケースも少なくありません。気になる方は、既存の事例を調べてみてください。

④ お客様との交流に使う

最後に、Twitterをお客様との交流手段にする方法です。

企業やお店の「公式アカウント」といえば、基本的には情報を投稿するためにあり、お客様からの個別の質問には反応しない……そんなイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。もちろんそのようなアカウントも数多くありますが、Twitterでは「カジュアルな公式アカウント」も珍しくないのが現状です。

一例として、シャープ株式会社(@SHARP_JP)さんや、株式会社タニタ(@TANITAofficial)さんなどの企業アカウントは有名ですよね。

当然、企業の情報も発信してはいるのですが、一般ユーザーとも普通にやりとりしていますし、自社商品とは関係のないツイートもしています。ネタっぽい投稿も多く、「カジュアルな公式さん」として数万〜数十万フォロワーを獲得している企業アカウントの事例は少なくありません。

とはいえ、そのような人気アカウントを真似して効果をあげるのは難しいかもしれません。ここでお伝えしたいのは、「Twitterの使い方は十人十色である」ということです。

公式アカウントとして情報発信に徹してもいいですし、自社商品や店舗についてつぶやいているお客様のツイートにリプライを飛ばしてもOK。担当者自身のパーソナリティを出して親近感を演出することもできますし、趣味丸出しの「名物アカウント」として注目を集めている公式アカウントだっています。

必ずしも「Twitterでの人気」が集客に結びつくとは限りませんが、Twitterを活用してブランディングを図っている企業やお店が多いのも事実。Twitterを使う目的によっても運用方法は異なってきますので、いろいろと試行錯誤してみてはいかがでしょうか。

まとめ

以上、Twitterを用いた集客方法をご紹介しました。

ここで取り上げた手法は、あくまでも基本的な考え方に過ぎません。業種や目的によっても、Twitterの運用方法は変わってきます。それこそ、淡々と最新情報をツイートする企業アカウントがある一方で、ユーザーと頻繁に交流したり、ネタを投下したりする公式アカウントがあるように、使い方はさまざまです。

FacebookやInstagramよりも自由度が高く、どのようにでも活用できるTwitter。気軽に運用できる一方で、明確な正解はありません。まずは慣れるという意味でも、本記事でご紹介した基本的な手法から始めてみてはいかがでしょうか。

そのうえで、慣れてきたら日常的なツイートを増やしたり、ユーザーとの交流を図ってみたりと、あれこれと試してみることをおすすめします。目的に応じた試行錯誤を楽しめることも、Twitterの魅力だと言えるでしょう。